KYC
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KYC(ケイ・ワイ・シー)は、Know Your Customer(あなたの顧客を知れ) の略で、顧客の本人性を確認すること、顧客の事業活動を知ること、マネーロンダリングやテロ資金提供のリスクを評価すること含む、幅広く「顧客を知る行為」[1]を意味する。銀行や証券口座などの開設時に求められる本人確認を指してKYCと言うこともあるが、本来の意味は本人確認に限られるものではない。金融サービスにおけるKYCのガイドラインは、顧客のアイデンティティ、適合性、およびビジネス関係を維持することのリスクを、金融専門家に確認する努力をするよう義務付けるものである。 その手続きは、銀行の広義のマネーロンダリング防止 (AML) ポリシーに位置づけられる。
eKYC
eKYC は electronic Know Your Customer の略[2]。 銀行や証券口座などの開設時に求められる本人確認をオンライン上で行う技術、またはプロセスの事[2]。読み方は「イー・ケイ・ワイ・シー」。
脚注
- ^ SWIFTの定義では次のようになっている。"KYC involves several steps to: establish customer identity; understand the nature of customers’ activities and qualify that the source of funds is legitimate; and assess money laundering risks associated with customers."「KYCはいくつかのステップを含む:顧客の本人性を確認する。顧客の活動の性質を理解し、資金が合法であることを品質保証する。顧客に関連するマネーロンダリングのリスクを鑑定評価する」[1]
- ^ a b “「eKYC」ってなんだ? メルペイやLINE Payも対応した“本人確認”の進歩”. Impress Watch. 2021年5月10日閲覧。