大口邦雄
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大口 邦雄(おおぐち くにお、1933年[1] - )は、日本の数学者、国際基督教大学学長、恵泉女学園大学学園長、学長などを歴任した[2]。プロテスタントのキリスト教徒であり、東京大学学生基督教青年会の理事長なども務めた[2]。
経歴
東京大学理学部数学科卒業[2]。 1965年、「球面とリー群のホモトピー群およびその生成元」により、東京大学から理学博士を取得した[3]。
国際基督教大学の教員となり、学生部長、教養学部長、学務副学長などを歴任した[2]。1991年、学長であった渡辺保男が任期途中で退任したのを受け、10月から学長代行となり、1992年4月からは正式に学長となって、1996年3月までその任にあった[4]。
2004年から恵泉女学園の学園長となり、2006年までは、恵泉女学園大学の第5代学長も兼務した[5]。学園長職には、2008年までとどまった[2]。2006年に教育基本法の改正が行なわれた際には、学園長として改正に反対する声明を出した[6]。
おもな著書
単著
- リベラル・アーツとは何か:その歴史的系譜、さんこう社、2014年
共著
訳書
- (ノーマン・スチーンロッド 著)ファイバー束のトポロジー、吉岡書店、1985年
脚注
- ^ “リベラル・アーツとは何か:その歴史的系譜 大口邦雄”. 国立国会図書館. 2016年4月21日閲覧。
- ^ a b c d e “第609回 東京YMCA午餐会 切支丹の伝えた和算の奇跡” (PDF). 東京YMCA. 2016年4月21日閲覧。
- ^ “球面とリー群のホモトピー群およびその生成元 大口邦雄”. 国立国会図書館. 2016年4月21日閲覧。
- ^ “沿革”. 国際基督教大学. 2016年4月21日閲覧。
- ^ “歴代学長”. 恵泉女学園大学. 2016年4月21日閲覧。
- ^ “子どもの明日どうなる 「いじめには役立たぬ」 教育基本法改正”. 朝日新聞・朝刊: p. 39. (2006年12月16日) - 聞蔵IIビジュアルにて閲覧
- ^ 『官報』号外第93号、令和5年5月1日
- ^ “令和5年春の叙勲 瑞宝中綬章受章者” (PDF). 内閣府. p. 4 (2023年4月29日). 2023年5月2日閲覧。
学職 | ||
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先代 渡辺保男 |
国際基督教大学学長 第9代:1992 - 1996 |
次代 絹川正吉 |
先代 石井摩耶子 |
恵泉女学園大学学長 第5代:2004 - 2006 |
次代 木村利人 |