コンテンツにスキップ

井坂英彦

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

2023年4月30日 (日) 04:56; Juqipedia (会話 | 投稿記録) による版(日時は個人設定で未設定ならUTC

(差分) ← 古い版 | 最新版 (差分) | 新しい版 → (差分)
井坂 英彦(いさか ひでひこ)
生誕 1922年10月31日
日本の旗 日本 茨城県
死没 (1997-01-24) 1997年1月24日(74歳没)
居住 日本の旗 日本
国籍 日本の旗 日本
研究分野 実験腫瘍学
研究機関 東北大学
佐々木研究所
鹿児島大学
出身校 東北大学
博士課程
指導教員
吉田富三
主な業績 培養肝癌の細胞遺伝学的研究
主な受賞歴 藤原賞(1962年)
プロジェクト:人物伝
テンプレートを表示

井坂 英彦(いさか ひでひこ、1922年10月31日 - 1997年1月24日)は、日本病理学者。専門は、実験腫瘍学・細胞遺伝学組織培養医学博士東京大学論文博士・1957年)(学位論文「腹水肝癌の銀線維」)。鹿児島大学教授等を歴任。

経歴

[編集]

茨城県生まれ、旧制水戸高等学校から1946年東北帝国大学医学部卒業、同大大学院第1期特別研究生修了後、同大病理学教室副手。1949年、 佐々木研究所研究員となり、吉田富三所長の下、腹水肝癌などの細胞遺伝学的研究、組織培養法に関する研究に従事。1957年、東京大学より医学博士の学位を取得、学位論文の題は「腹水肝癌の銀線維」[1]。1958年、同研究所病理部長。1974年、鹿児島大学医学部第一病理学教室教授。1979年、同大医学部付属動物実験施設長。1982年に退官後、食品薬品安全センター秦野研究所長。日本病理学会評議員、日本癌学会評議員、東北大学抗酸菌病研究所肺癌部門非常勤講師、バイオ病理研究所顧問などを務めた。1997年逝去、享年74。

参考資料

[編集]
  • 医化学実験講座 第7巻、組織培養法・病理形態学的観察の実際、中山書店 1973
  • がん細胞、佐藤春郎・井坂英彦・黒木登志夫、中外医学社 1982
  • 井坂英彦教授研究業績集、鹿児島大学医学部第一病理学教室 1983
  • 財団法人佐々木研究所五十年史、(財)佐々木研究所編 1990

脚注

[編集]
  1. ^ 博士論文書誌データベース

外部リンク

[編集]