ラジオいきいきラリー
ラジオいきいきラリー | |
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ジャンル | トーク・情報 |
放送方式 | 生放送(一部録音あり) |
放送期間 | 1989年11月3日 - 11月5日 |
放送時間 | 1989年11月3日5:00-11月5日24:00=11月6日0:00 |
放送局 | NHKラジオ第1 |
制作 | NHK |
特記事項: ラジオ深夜便の事実上のパイロット版放送。 |
ラジオいきいきラリーは1989年11月3日午前5時から同11月5日午後12時(11月6日午前0時)まで、NHKラジオ第1放送で行われた長時間特別番組である。
概要
NHKでは、1988年9月18日に昭和天皇が病床に倒れて以後、1989年1月7日の崩御まで、連日総合テレビ、衛星第2放送、FMラジオ、ラジオ第1放送の深夜の放送休止・メンテナンス枠を返上[1]し、昭和天皇の病状を報告する臨時放送を行った。毎正時ごとにニュースをいれ、終了後次の正時まではフィラーとして静か目の音楽を放送したが、視聴者から「定時で24時間放送を実現できないものか」という投書が殺到した。
それを踏まえ、1989年11月3日から5日の3連休の放送を、深夜の放送休止・メンテナンス時間枠を無くして67時間連続の特別番組を企画。3連休という日程面の配慮から家族向けの番組や道路交通情報も随所に挿入しつつ、深夜帯には落語やクラシック音楽などといった、特に中・高年に楽しめる内容の番組を放送した。これの反響も大きく、NHKは地上波メディアとしては初の24時間定時放送の実現へ向けて1990年4月からラジオ深夜便を不定期で放送開始。その後10月から週末に限りレギュラー化。1992年4月から本格的に24時間放送化された。
なお、「ラジオ深夜便年鑑2010」(NHKサービスセンター刊)に書かれている年表では「1995年4月より定時放送化」と掲載されている他、1994年度までのNHK番組表においても、23時台のみが定時放送として扱われ、0時から5時の時間帯に「随時ラジオ深夜便を編成」という件が書かれてあったが、ラジオ第1における正式な24時間放送は1992年からである。(ただし、2000年までは全国統一日程で深夜の放送中止日はあった[2])
脚注
- ^ 当時はFMを除き、24:00(午前0時)をもって終了し、ラジオ第1は5時、他は6時の開始までメンテナンスによる放送休止に充てていた。FMは1988年4月より終了時刻を1時間延長して翌日午前1時で終了(6時開始)としていた。なおBS2は当時地上波の難視聴地域対策のため、総合・教育テレビの補完放送を行っていた。
- ^ 定時化以後も、1996年にFMでの補完リレーが行われるまで原則毎週月曜日(1995年度以後第2・4月曜)深夜=火曜日の1時00分から5時00分を休止としていた<ただし天災時や、春季大型連休、お盆休み、年末年始は月曜日でも終夜放送した>。また年2回、主に9-10月と翌年2-3月の特定の1週間も同様に1時00分から5時00分を休止とした。1996年4月からはラジオ第1が休止の日はFMに補完リレー、1998年4月よりラジオ第1・FM同時で24時間放送としたが、大規模な地上波のメンテナンス実施日(年に2-4回)でラジオ第1・FMが同時休止となる時以外は、原則どちらか一方の電波を出して終日放送は確保している
参考
関連項目
- もっと身近に もっと世界へ NHK80(2005年、NHK80周年記念の80時間ラテソン)
- NHK90時間ラジオ〜もっと届け、大切なこと〜(2015年、NHK90周年記念の90時間ラジソン)