元郷氷川神社
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氷川神社 | |
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所在地 | 埼玉県川口市元郷1-30-2 |
位置 | 北緯35度48分1秒 東経139度44分4.3秒 / 北緯35.80028度 東経139.734528度座標: 北緯35度48分1秒 東経139度44分4.3秒 / 北緯35.80028度 東経139.734528度 |
主祭神 |
素盞嗚尊 市杵島姫命 |
社格等 | 村社 |
創建 | 室町時代 |
別名 | 元郷氷川神社 |
例祭 | 10月第3土・日曜日 |
元郷氷川神社(もとごうひかわじんじゃ)は、埼玉県川口市元郷1丁目の住宅街に鎮座する神社であり、旧社格は村社。
また「川口九社」の内の1社。
正式名称(登記上の宗教法人名称)は他の氷川神社同様に「氷川神社」であるが、他と区別するため、鎮座地名を冠し「元郷氷川神社」と称される。
また古来より「子は全ての宝物にも勝る何よりの宝」と云われ、子孫繁栄は家の幸せの象徴とされてきた。子宝(子授け)成就・子孫繁栄に霊験灼たかな社であることから「しあわせの宮」とも称される。
由緒
- 創建:室町時代後期に岩付城主太田資正家臣にして平柳領十五ヶ村領主平柳蔵人が夢告により、大宮氷川神社を勧請し創建した事に始まる[1]。元郷村鎮守[1]として崇敬を集め、四ノ宮又は四郎ノ宮[1]と称されていたと云う。そのためか、当神社には元和八年の「四ノ宮 氷川大明神」と記された社号額が存在する。
- 旧社格:村社
神徳
- 素盞嗚尊:災難除、武道上達
- 市杵島姫命:安産、子授け、財運、技芸上達、交通安全
- 倉稲魂命:五穀豊穣・商売繁昌・事業繁栄
- 菅原道眞公:学問成就・合格祈願
- 大山咋命:五穀豊穣
- 火産靈命:奧津比古命・奧津比売命と共に「竈三柱大神」として竃(台所)に祀られる。
- 奧津比古命:火産靈命・奧津比売命と共に「竈三柱大神」として竃(台所)に祀られる。
- 奧津比賣命:火産靈命・奧津比古命と共に「竈三柱大神」として竃(台所)に祀られる。
年中行事
- 歳旦祭(1月1日)
- 十二社例祭(1月29日)
- 祈年祭(2月11日)
- 御田植祭(5月上旬)
- 夏越しの大祓(6月30日)
- 神燈祭・七夕まつり(7月第1土曜日)
- 御田刈祭(9月下旬)
- 例大祭(10月第3土・日曜日)
- 新嘗祭(11月23日)
- 冬至祭(冬至入りの日)
- 年越しの大祓(12月31日)
境内
- 末社
- 十二社:当社にかつて末社として鎮座していた天満宮、大山阿夫利神社、三峯神社、古峯神社、天王社、金比羅宮、御嶽神社、浅間神社、塩竈稲荷神社、笠間稲荷神社、第六天宮、榛名神社の12の社を1社に纏め合祭殿として改築され、令和2年1月29日に遷座祭が斎行された。
- 狛犬
- 狛犬の形式としては、俗に流れ尾といわれるものに分類される。
- 天保12年、当所深町(現在の川口市元郷5丁目辺り)の倉田家17代目である倉田三右衛門の次男で、後に下谷千束に移り住んだ三谷屋榮藏により奉納。
- また、当社の狛犬は安産に霊験があることから「安産狛犬」と称され、狛犬の頭やお腹を撫でる妊婦や家族の姿が目立つ。
- 子宝いぬ像
- 主祭神が父娘神であることから、子宝成就・子孫繁栄の神様としても広く崇敬を集め、御神徳を象徴するものとして平成30年12月にブロンズ製の犬の母子像、「子宝いぬ」が氏子有志により奉納された。
交通
脚注
- ^ a b c 新編武蔵風土記稿 元郷村 氷川社.