チコとリタ
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チコとリタ | |
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Chico & Rita | |
監督 |
フェルナンド・トルエバ ハビエル・マリスカル |
脚本 |
フェルナンド・トルエバ イグナシオ・マルティネス・デ・ピソン |
製作 |
サンティ・エランド クリスティナ・フエテ マーティン・ポープ マイケル・ローズ |
製作総指揮 |
スティーヴ・クリスチャン マーク・サミュエルソン |
音楽 | ベボ・バルデス |
編集 | アルナウ・キレス |
公開 |
2010年11月19日 2011年2月25日 2011年9月17日(ラテンビート映画祭) |
上映時間 | 94分 |
製作国 |
スペイン イギリス |
言語 |
スペイン語 英語 |
『チコとリタ』 (Chico & Rita) は、2010年に公開されたスペイン=イギリス合作のアニメーション映画。1940年代・1950年代のキューバやアメリカのジャズ・シーンを舞台にした音楽アニメーション。音楽監修と劇中のチコのピアノ演奏は、キューバ音楽の黄金時代の中心人物ベボ・バルデス。
第25回ゴヤ賞の長編アニメーション賞、第24回ヨーロッパ映画賞のアニメ映画賞を受賞した。また、第84回アカデミー賞の長編アニメ映画賞にノミネートされた。日本では、2011年に開催された第8回ラテンビート映画祭にて上映された。
スタッフ
[編集]- 監督 - フェルナンド・トルエバ、ハビエル・マリスカル、トーノ・エランド
- 製作総指揮 - スティーヴ・クリスチャン、マーク・サミュエルソン
- 製作 - サンティ・エランド、クリスティナ・フエテ、マーティン・ポープ、マイケル・ローズ
- 脚本 - フェルナンド・トルエバ、イグナシオ・マルティネス・デ・ピソン
- 音楽 - ベボ・バルデス
- 編集 - アルナウ・キレス
声の出演
[編集]- リマラ・メネセス - リタ
- エマン・ソール・オニャ - チコ
- マリオ・ゲラ - ラモン
ストーリー
[編集]男性ジャズ・ピアニストのチコは、成功を夢見ていた。チコの恋人で女性歌手のリタは、キューバのハバナからアメリカのニューヨークへと渡るのだが、そのうちキューバの政治状況が変わり、アメリカとの関係が悪化してしまう。
公開・興行成績
[編集]2010年にアメリカのテルライド映画祭や、第35回トロント国際映画祭のコンテンポラリー・ワールド・シネマ部門などで上映された。
スペインでは、2011年2月23日にバルセロナでプレミア上映された後、2011年2月25日に143館で劇場公開され、週末興行収入で初登場13位(2011年2月25-27日付)になった[1]。
日本では、2011年に第8回ラテンビート映画祭にて公開された。2011年9月17・18日には新宿バルト9で上映され、9月24・25日にはティ・ジョイ京都で上映され10月9日・10日には横浜ブルク13で上映された。
主な受賞・ノミネート
[編集]年 | 賞・映画祭 | 部門 | 対象者 | 結果 |
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2011年 | 第25回ゴヤ賞 | 長編アニメ映画賞 | 受賞 | |
第24回ヨーロッパ映画賞 | 長編アニメ映画賞 | トーノ・エランド ハビエル・マリスカル フェルナンド・トルエバ |
受賞 | |
2012年 | 第39回アニー賞 | 長編アニメ映画賞 | Chico & Rita Distribution Limited | ノミネート |
第4回ガウディ賞 | 監督賞 | ハビエル・マリスカル トーノ・エランド フェルナンド・トルエバ |
ノミネート | |
脚本賞 | イグナシオ・マルティネス・デ・ピソン フェルナンド・トルエバ |
ノミネート | ||
美術賞 | ハビエル・マリスカル | ノミネート | ||
音響賞 | ペラヨ・グティエレス ナチョ・ロジョ |
ノミネート | ||
作曲賞 | ベボ・バルデス | 受賞 | ||
長編アニメ映画賞 | フェルナンド・トルエバ トーノ・エランド ハビエル・マリスカル Televisió de Catalunya (TVC) Estudio Mariscal Fernando Trueba Producciones Cinematográficas S.A. |
受賞 | ||
第84回アカデミー賞 | 長編アニメ映画賞 | フェルナンド・トルエバ ハビエル・マリスカル |
ノミネート |
脚注
[編集]- ^ “Chico & Rita (2012)” (英語). Box Office Mojo. 2012年2月24日閲覧。
外部リンク
[編集]- チコとリタ 第8回ラテンビート映画祭 - 作品紹介 ・
- 公式ウェブサイト ・
- Chico & Rita - IMDb