大島幹雄
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大島幹雄(おおしま みきお、1953年8月20日[1] - )は、日本のノンフィクション作家、サーカス学会会長、石巻学プロジェクト代表、石巻若宮丸漂流民の会事務局長。
来歴
宮城県生まれ。早稲田大学文学部露文科卒業。アフタークラウディカンパニー(ACC)勤務。海外からサーカスや道化師を呼んで、日本でプロデュースしていた。2018年アフタークラウディカンパニーを退職。2019年6月にサーカス学会をたちあげ、会長に就任。東日本大震災後生まれ故郷である石巻で、さまざまな復興活動に従事、2015年石巻学プロジェクトを結成、代表となる。同年石巻地区の歴史・文化の発掘、さらには石巻地区の過去・現在・未来を繫ぐための地域誌『石巻学』を創刊、現在まで5号を刊行している。早稲田大学非常勤講師。
著書
- 『サーカスと革命 道化師ラザレンコの生涯』平凡社 20世紀メモリアル 1990
- 増補版『サーカスと革命——道化師ラザレンコの生涯』水声社、2013
- 『海を渡ったサーカス芸人 コスモポリタン沢田豊の生涯』平凡社 1993
- 『魯西亜から来た日本人 漂流民善六物語』廣済堂出版 1996
- 『シベリア漂流 玉井喜作の生涯』新潮社 1998
- 『虚業成れり 「呼び屋」神彰の生涯』岩波書店 2004
- 『ボリショイサーカス』東洋書店 ユーラシア・ブックレット 2006
- 『満洲浪漫―長谷川濬が見た夢』藤原書店 2012
- 『サーカスは私の<大学>だった』こぶし書房、2013
- 『明治のサーカス芸人はなぜロシアに消えたのか』祥伝社、2013
- 『“サーカス学”誕生―曲芸・クラウン・動物芸の文化誌』せりか書房 2015
- 『語り継ぐ横浜海軍航空隊』有隣新書・有隣堂、2018
- 『日本の道化師 ピエロとクラウンの文化史』平凡社新書、2021
翻訳
脚注
- ^ 『著作権台帳』