秋野孝道
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秋野 孝道(あきの こうどう、1858年5月30日(安政5年4月18日) - 1934年(昭和9年)2月20日)は、日本の仏教学者、曹洞宗の僧侶。曹洞宗大学(現・駒澤大学)学長。總持寺貫首、曹洞宗管長。別号・大忍。黙照円通禅師。
来歴
1858年(安政5年)、遠江国相良(現・静岡県牧之原市)に秋野新七の三男として生まれる。静岡・長興寺で出家し、1872年(明治5年)伊藤慶道について得度。曹洞宗大学専門本校(のち駒澤大学)卒業。
1880年兄弟子の加藤玄裔に嗣法。西有穆山に師事し「正法眼蔵」を研究。總持寺、天徳寺、大洞院を経て、1892年(明治25年)曹洞宗大学林学監、1900年教頭、1902年総監となる。1905年永平寺の後堂・眼蔵会講師を務めた。1909年(明治42年)母校・曹洞宗大学(のち駒澤大学)学長に就任。
1916年(大正5年)静岡県袋井の可睡斎寺主、のち総持寺西堂、小田原・最乗寺寺主などを経て、1929年(昭和4年)總持寺貫首、翌1930年曹洞宗管長。晩年、東京帝国大学で「正法眼蔵」の特別講座を開催。
著書に「禅宗綱要」「正法眼蔵講話」「五位要訣」「従容録講話」「黙照円通禅師語録」など。
1934年(昭和9年)2月20日に遷化。77歳[1][2]。
出典
外部リンク
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