栗田尚弥
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栗田 尚弥(くりた ひさや、1954年 - )は、日本の国際政治学者。國學院大學、立教大学、立正大学各講師。専門は日本政治外交史、軍事史[1]。
人物
東京都出身。1977年中央大学法学部卒業[2]。1988年明治大学大学院政治経済学研究科博士後期課程修了後に退学[2]。
國學院大學文学部講師を長く務めているほか、中央大学社会科学研究所客員研究員を経て[3]、沖縄東アジア研究センター主任研究員を務めている[4][5]。また、神奈川県の『相模原市史』や『座間市史』や『茅ヶ崎市史』[1]、埼玉県の『埼玉県史』や『さいたま市史』[6][7]、千葉県の『柏市史』や『鎌ヶ谷市史』や『野田市史』[8][9][10]、東京都の『立川市史』[11]など関東地方の自治体史編纂に関わる。
軍事史を研究している関係で、太平洋戦争時の本土戦の情勢[12]、兵器全般に関しても詳しい。2020年公開の映画『戦車闘争』では、戦車M48パットン、M113装甲兵員輸送車の解説をしている。
著書
単著
- 『上海 東亜同文書院―日中を架けんとした男たち』新人物往来社、1993年12月
- 『コロネット作戦-第2次世界大戦と茅ケ崎』茅ヶ崎市、1998年10月
- 『地域と占領―首都とその周辺』日本経済評論社、2007年12月
- 『米軍基地と神奈川』有隣新書69、2011年12月
- 『キャンプ座間と相模総合補給廠』有隣新書85、2020年1月
共著
- 『相模湾上陸作戦 ―第二次大戦終結への道』有隣新書52、1995年12月
映画出演
脚注
- ^ a b “栗田尚弥 プロフィール”. HMV & BOOKS. 株式会社ローソンエンタテインメント. 2021年1月30日閲覧。
- ^ a b 栗田尚弥「シンポジウム「欧米研究者から見た東亜同文書院」コメント」『オープン・リサーチ・センター年報』第4号、愛知大学東亜同文書院大学記念センター、2010年6月、2021年8月25日閲覧。
- ^ “社会科学研究所 2003年度”. 公開研究会等の記録. 中央大学. 2021年1月30日閲覧。
- ^ “つなぐ 終戦73年 5)首都防衛 軍都だった千葉”. 朝日新聞デジタル. 朝日新聞社 (2018年8月24日). 2021年1月30日閲覧。
- ^ “1972年、相模原――戦車に立ちはだかったのは、武器を持たない普通の人々だった。知られざる真実に迫る、驚愕のドキュメンタリー『戦車闘争』公開!”. cinefi (2020年12月13日). 2021年1月30日閲覧。
- ^ “埼玉県史研究 第23号”. 国立国会図書館サーチ. 国立国会図書館ホームページ. 2021年1月30日閲覧。[リンク切れ]
- ^ “平成30年度 第1回さいたま市史編さん審議会会議録” (PDF). さいたま市ホームページ. 2021年1月閲覧。
- ^ “第二回 かしわ・その時「昭和54年8月14日~米軍通信所が返還された日~」”. 柏市 (2017年7月7日). 2021年1月30日閲覧。
- ^ “『鎌ケ谷市史研究』総目次(平成28年6月1日現在)” (PDF). 鎌ケ谷市. 2021年1月30日閲覧。
- ^ “<執筆者一覧> 野田市史編さん委員会” (PDF). 野田市. 2021年1月30日閲覧。
- ^ “市史編さん広報紙 たちかわ物語” (PDF). 立川市 (2020年9月). 2021年1月30日閲覧。
- ^ “太平洋戦争 幻の侵攻「コロネット作戦」 本土攻略の上陸地は茅ヶ崎”. タウンニュース 茅ヶ崎版 (2018年8月10日). 2021年1月30日閲覧。
- ^ 映画「戦車闘争」公式HP