グミモドキ
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グミモドキ | ||||||||||||||||||||||||||||||
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グミモドキ
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分類(APG III) | ||||||||||||||||||||||||||||||
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学名 | ||||||||||||||||||||||||||||||
Croton cascarilloides Raeusch., 1797 | ||||||||||||||||||||||||||||||
和名 | ||||||||||||||||||||||||||||||
グミモドキ |
グミモドキ(学名: Croton cascarilloides)は、トウダイグサ科ハズ属植物の一種。アジアの熱帯および亜熱帯地域に分布している。その名の通りグミに似る。
特徴
[編集]高さ2-3m程度の常緑性低木。枝振りはやや横に広がる。全体に白銀色の鱗片がその表面にある。
葉は互生だが、枝先に集まり(束生)、やや平らに広がる。葉は長さ10cm前後で楕円形から菱形、やや披針形がかる。先端はやや突きだし、縁はほぼなめらか、基部は丸っぽくて2cm程の葉柄がある。
分布と生育環境
[編集]日本では南西諸島に分布する。普通は隆起珊瑚礁の上に成立する森林の低木として生育する。
利用
[編集]材が硬いため箸、爪楊枝の材料として盛んに用いられた[1]。
異名
[編集]- Croton punctatus Lour.
- Croton polystachyus Hook. & Arn.
- Croton cumingii Müll.Arg.
- Oxydectes cumingii (Müll.Arg.) Kuntze
- Croton pierrei Gagnep.
- Croton cumingii var. angustifolius Gagnep.
- Croton cascarilloides f. pilosus Y.T.Chang
特記
[編集]カスカリラノキ(学名: Croton eluteria (L.) W.Wright)の別名であるCroton cascarilloides Geiselerと混同してはならない。
クロンキスト体系における分類
[編集]- 植物界 Plantae
- 被子植物門 Magnoliophyta
- 双子葉植物綱 Magnoliopsida
- バラ亜綱 Rosidae
- トウダイグサ目 Euphorbiales
- トウダイグサ科 Euphorbiaceae
- ハズ属 Croton
出典
[編集]- ^ 天野(1982),p.73
参考文献
[編集]外部リンク
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