Armed Bear Common Lisp
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開発元 | Peter Graves, Mark Evenson, Erik Hüelsmman, Ville Voultaine, Alessio Stalla, Andras Simon, Rudolf Schlatte |
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初版 | 2005年5月31日 [1] |
最新版 |
1.8.0
/ 2020年10月29日 |
リポジトリ | |
対応OS | Linux, Windows,macOS |
プラットフォーム | JVM |
対応言語 | Lisp, Common Lisp |
種別 | コンパイラおよびインタプリタ |
ライセンス | GNU General Public License with Classpath exception. |
公式サイト | https://abcl.org/ |
Armed Bear Common Lisp はJava仮想マシン(JVM)上で稼動することを特徴としたCommon Lispの実装である。
元々は、Peter Gravesが1990年代後半から開発していたJ[2]というJava製エディタのための拡張言語としてLispインタプリタを内蔵するところから始まり、2005年にはCommon Lisp処理系として独立し開発が進んだ。
Armed Bear Common Lispの開発が独立するのと同時期の2005年にPeter Gravesは、C++を開発言語としたXCL[3]という別のCommon Lisp処理系の開発に専念するためにArmed Bear Common Lispの開発からは離脱する。 以降は、Mark Evenson、Erik Hüelsmman、Ville Voultaine、Alessio Stalla、Andras Simon、Rudolf Schlatteらを中心として開発が継続している。
2011年10月にECLM(Europe Common Lisp Meeting)[4]においてバージョン1.0.0のリリースおよびANSI規格準拠の報告をし、以降も開発が継続されている。
特徴
- JVM言語としてJavaとの密な相互運用が可能
- URIと統合したpathanme
言語仕様
- ANSI Common Lisp規格準拠
- CLOS MOPをサポート
年表
- 2003年初頭 Jエディタにエディタマクロ言語としてLispインタプリタが搭載される
- 2005年 Armed Bear Common Lisp としてJエディタから独立
- 2011年10月 バージョン1.0.0にてANSI Common Lisp規格準拠
参照
- Armed Bear Common Lisp User Manual 1.8.0[5]