STXフィンランド
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建造中のフリーダム・オブ・ザ・シーズ | |
本社所在地 |
フィンランド トゥルク |
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設立 | 1989年 |
業種 | 輸送用機器 |
事業内容 | 造船 |
外部リンク | http://www.stxeurope.com/sites/Finland/Pages/default.aspx |
STXフィンランド(STX Finland)は、フィンランドにある造船会社。韓国のSTXグループの一つであるSTXヨーロッパの傘下。ヘルシンキ、トゥルク、ラウマの3カ所に造船所を持つ。約4,000人を雇用している。
2014年8月、ドイツの造船会社マイヤー・ヴェルフトとフィンランド政府は、共同でSTXフィンランドを買収[1]。株式の取得比率はマイヤー・ヴェルフトが70%、フィンランド政府が30%。諸手続が完了次第、「マイヤー・トゥルク造船」に社名が変更される予定[2]。
造船実績
[編集]2000年代以降は、カーニバルクルーズラインやロイヤル・カリビアン・インターナショナルなどが運行する超大型クルーズ客船の建造も手がけるようになった。
- M/S イルマタル(ヘルシンキ、1964年)フィンランド汽船
- M/S フィナンサ(ヘルシンキ、1966年)フィンライン
- M/S ソング・オブ・ノルウェー(ヘルシンキ、1970年)ロイヤル・カリビアン・インターナショナル
- M/S ノルディック・プリンス(ヘルシンキ、トゥルク、1971年)ロイヤル・カリビアン・インターナショナル
- M/S コスタ・アトランティカ(ヘルシンキ、2000年)コスタ・クルーズ
- M/S カーニバル・スピリット(ヘルシンキ、2001年)カーニバルクルーズライン
- M/S カーニバル・プライド(ヘルシンキ、2001年)カーニバルクルーズライン
- M/S カーニバル・レジェンド(ヘルシンキ、2002年)カーニバルクルーズライン
- M/S コスタ・メディタラニア(ヘルシンキ、2003年)コスタ・クルーズ
- M/S カーニバル・ミラクル(ヘルシンキ、2004年)カーニバルクルーズライン
- MS ギャラクシー(トゥルク、2006年)タリンク
- MS フリーダム・オブ・ザ・シーズ(トゥルク、2006年)ロイヤル・カリビアン・インターナショナル
- MS リバティ・オブ・ザ・シーズ(トゥルク、2007年)ロイヤル・カリビアン・インターナショナル
- MS インディペンデンス・オブ・ザ・シーズ(トゥルク、2008年)ロイヤル・カリビアン・インターナショナル
- MS バルチック・プリンセス(ヘルシンキ、2008年)タリンク
- MS バルチック・クイーン(ラウマ、2009年)タリンク
- MS オアシス・オブ・ザ・シーズ(トゥルク、2009年)ロイヤル・カリビアン・インターナショナル
- MS アルーア・オブ・ザ・シーズ(トゥルク、2010年)ロイヤル・カリビアン・インターナショナル
関連記事
[編集]
脚注
[編集]- ^ Jussi Rosendahl (2014年5月8日). “Finland and Meyer Werft may join to buy local shipyard from STX”. ロイター通信. 2014年6月3日閲覧。
- ^ “マイヤーがSTXフィンランド買収、欧州客船造船所は2強体制に”. WEB CRUSE (海事新聞社). (2014年8月13日) 2014年8月26日閲覧。
外部リンク
[編集]- 公式(STXヨーロッパ内のページ)