高松順蔵
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高松 順蔵(たかまつ じゅんぞう)は、土佐藩の儒学者、歌人。有名な幕末志士たちの影響を与えた。号は小埜[1]。
人物
[編集]高松家はかつては安芸郡、香我美郡、長岡郡など15石6斗9升の領知をもった郷士であった[1]。順蔵は居合術の達人で、歌や絵もたしなみ、文人や学者との交流もあった[1]。順蔵の門をたたいた人物には、安岡斧太郎(天誅組)、石田英吉(海援隊)、中岡慎太郎らがいる[1]。
坂本龍馬の姉・千鶴が順蔵に嫁ぎ、龍馬も時折高松家へ訪れたり手紙を出している[1]。
家族
[編集]母方の曽祖父は、江戸時代の土佐藩の歌人・井上好春。その同じ曽祖父の血縁関係を持っている妻は、坂本龍馬の長姉・千鶴[1]。彼女とははとこ同士で結婚[2]。後の活動家となる息子の坂本直と、キリスト信者となる坂本直寛を授かる。