首都圏反原発連合

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首都圏反原発連合
略称 反原連(はんげんれん)
設立年 2011年9月
種類 反原発
目的 原発の無い社会の創世
本部 日本の旗 日本東京
位置 反原発
メンバー コアメンバー(運営委員)約20人
公用語 日本語
ウェブサイト 首都圏反原発連合公式サイト

首都圏反原発連合(Metropolitan Coalition Against Nukes)は、福島第一原子力発電所事故を契機に2011年9月に設立された、脱原発を掲げた組織である。

概要[編集]

2015年には小熊英二によってルポルタージュ映画『首相官邸の前で Tell the Prime Minister』が制作された。

政治活動[編集]

デモ活動[編集]

毎週金曜日に首相官邸前のデモを主催[1]2012年3月から始めた毎週金曜の首相官邸前抗議は、2012年夏には 最大参加者数が20万人になり、2012年 8月22日、メンバーが 首相官邸で総理大臣の野田佳彦と面談をするにいたった。[2]。 金曜官邸前抗議『再稼働反対!首相官邸前抗議』は、毎週金曜日18時から20時まで 首相官邸前・国会議事堂前で継続されており、2014年秋には、開始2年半を迎えている。

年に数回の週末の大規模抗議( 首相官邸前、国会議事堂前及び議事堂包囲など[3])やデモ行進、リーフレットの刊行、ライブイベントやフェスなどでのブース出展など、活動を継続している。 3.11福島原発事故以降の首都圏の反原発運動の要のひとつとして、たびたび新聞など報道でも取り上げられている。

2012年11月11月に「11・11 反原発1000000人大占拠」と題したデモを計画していたが、10月26日に東京都日比谷公園の一時使用を申請したところ、31日に不許可となり、東京地裁に不服を申し立てるも却下、即時抗告を提出するが東京高裁も地裁判決を支持して却下となり、デモが開催できなかった[1]。これに対し、五野井郁夫ミサオ・レッドウルフらが抗議の記者会見を開いている[1]

反戦運動[編集]

2014 年 12 月結成された「戦争する国づくりストップ!憲法を守り・いかす共同センター」(略称:憲法共同センター、憲法改悪反対共同センター が母体)を構成する23団体のうちの1つである[4]

社民党公式サイトで、戦争をさせない1000人委員会など3団体で構成する戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会自由と民主主義のための学生緊急行動(SEALDs)らとともに「戦争法の廃止を求める統一署名」の共同呼びかけをしていることが紹介されている[5]

参加グループ[編集]

Act 311 Japan、安心安全な未来をこどもたちにオーケストラ、「怒りのドラムデモ」実行委員会、エネルギーシフトパレード、くにたちデモンストレーションやろう会、脱原発杉並、たんぽぽ舎TwitNoNukes、NO NUKES MORE HEARTS、野菜にも一言いわせて! 原発さよならデモ、LOFT PROJECT他。 参加グループのうち2団体以外は、3.11福島原発事故以後に設立されたグループであり、また運動体ではないライブハウスを経営するイベント企画会社も参加している。

また千葉麗子によれば対レイシスト行動集団も参加しているという[6]

公安の情報収集[編集]

警察庁警備局が発行している「治安の回顧と展望」(平成 27 年版)に、反原発脱原発を主張して毎週金曜日に首相官邸前で抗議行動を起こしている団体や行動に関する言及があり、首相官邸前での抗議行動に日本共産党の国会議員等の参加が報告されている[7]

批判[編集]

福島原発事故以降、反原発デモに参加していた福島出身の千葉麗子は以下のように主張している[6][8]

野間易通をはじめ、この団体の中心メンバーは、対レイシスト行動集団(旧・レイシストをしばき隊)にも参加している人物が多い[6][8]。反原発デモの最中に共産党関係者が増え、吉良よし子の本が販売されていた[6][8]。デモの中心人物には交通費が支給される「共産党の丸抱えの運動」[6][8]。共産党関係者らが安全な場所に控えていて、身元のばれない若手を前面に出している[6][8]。また、デモのカンパを生活費に充てている参加者も存在する[6][8]。一度だけ、レイシストをしばき隊(しばき隊)のイベントに参加した際に、首都圏反原発連合のマークがついている拡声器で、しばき隊が「原発やめろ」と同様に「差別やめろ」と訴えている[6][8]

千葉は、この団体を「劣化左翼」[9]、「パヨク」[9][10]と呼んでいる。

関連人物[編集]

脚注[編集]

  1. ^ a b c d e 東京都が公園使用を不許可――反原発集会を封じ込め 週刊金曜日 2012年11月21日
  2. ^ 反原連と野田首相が面会 4項目を直接要求 2012年9月10日週刊金曜日
  3. ^ 脱原発デモ:国会議事堂を包囲” (2012年7月29日). 2012年7月30日閲覧。
  4. ^ 「立憲主義と民主主義の回復のために 市民と野党の共同で政治を変えよう! 医療九条の会北海道
  5. ^ 2000万人「戦争法の廃止を求める統一署名」にご協力ください" 社民党
  6. ^ a b c d e f g h 千葉 2016.
  7. ^ 治安の回顧と展望(平成 27 年版) 警察庁警備局 平成27年版
  8. ^ a b c d e f g 【書評】元アイドルが暴いた「反原発運動」の恐るべき実態、伊勢雅臣(=布瀬雅義、メールマガジン「国際派日本人養成講座」発行者)、まぐまぐニュース2016年5月9日
  9. ^ a b 千葉麗子『さよならパヨク』2016年4月16日
  10. ^ 「[特別インタビュー] 千葉麗子 さよならパヨク セキュリティ会社管理職のしばき隊幹部「ぱよぱよちん」と不倫関係まで持ったチバレイこと千葉麗子がすべてを話す。」、『ジャパニズム』第30号、青林堂2016年4月9日
  11. ^ a b 3.11後の叛乱 反原連・しばき隊・シールズ 第二回 集英社新書WEBコラム
  12. ^ a b 3.11後の叛乱 反原連・しばき隊・シールズ 集英社新書WEBコラム

参考文献[編集]

関連文献[編集]

外部リンク[編集]