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針ニッケル鉱

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
針ニッケル鉱 millerite
分類 硫化鉱物
化学式 NiS
結晶系 六方晶系
へき開 二方向に明瞭
モース硬度 3 - 3.5
光沢 金属光沢
黄銅
条痕 緑黒
比重 5.4
プロジェクト:鉱物Portal:地球科学
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針ニッケル鉱(しんにっけるこう、millerite)は、蛇紋岩斑れい岩に見られるニッケル硫化鉱物で、成分は硫化ニッケル(II)。和名は針状での産出が多いことに因むが、放射状の集合体も見られる。英名はこの鉱物を研究したウィリアム・ハロウズ・ミラーに因む。

1845年ヴィルヘルム・フォン・ハイディンガードイツ語版によりヨアヒムスタールで発見され、上記の通り命名された。

大量に産出する場合、ペントランド鉱英語版珪ニッケル鉱英語版と共にニッケル鉱石として採掘される。

参考文献

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  • 松原聰『美しい鉱物』学習研究社〈学研の図鑑〉、2013年、95頁。 
  • ロナルド・ルイス・ボネウィッツ 著、青木正博 訳『岩石と宝石の大図鑑 : 岩石・鉱物・宝石・化石の決定版ガイドブック』誠文堂新光社、2007年、135頁。ISBN 978-4-416-80700-2 


関連項目

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外部リンク

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