郷治友孝

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郷治 友孝(ごうじ ともたか)は、日本のベンチャーキャピタリスト。株式会社東京大学エッジキャピタル(UTEC: University of Tokyo Edge Capital)共同創業者・代表取締役社長。「投資事業有限責任組合契約に関する法律(投資事業有限責任組合法、ファンド法)」起草者。日本スタンフォード協会理事。2013年G8イノベーション会合日本代表。

人物[編集]

技術はあるが売上のない創業初期から資金を投じ、経営に関与しながらリスクをコントロールする投資スタイルで知られる。[1]

経歴[編集]

愛知県出身。東海高校卒。1996年東京大学法学部卒業、通商産業省入省。同省在職中に、ベンチャーキャピタルを含むプライベートエクイティファンドの根拠法となった「投資事業有限責任組合契約に関する法律(投資事業有限責任組合法、ファンド法)」を起草、1998年施行。2001年より米国スタンフォード大学経営大学院に留学し、2003年経営学修士(MBA)取得。起業意欲が高い研究者や学生の周囲にベンチャーキャピタルが集まり、新ビジネスが続々と生まれるシリコンバレーの空気に触れた。2004年、退官して東京大学エッジキャピタル(UTEC)設立参画。日本では、投資事業有限責任組合法が施行されて多くのファンドができたが、ベンチャーキャピタルが創業期から起業家を支援し育てようという気概を感じなかったため、自分がベンチャーキャピタルをやろうと考えたという。[2] [3]

2004年、UTEC1号投資事業有限責任組合(83億円規模)を設立、東京大学の研究成果を活用するベンチャーへの投資を開始する。リーマン・ショック直後の2009年、UTEC2号投資事業有限責任組合(70億円規模)を設立する。[4]

脚注[編集]

  1. ^ 日経ヴェリタス(2009年6月21日号)14頁「ベンチャー投資、創業期こそ好機 郷治友孝・東京大学エッジキャピタル社長」
  2. ^ 日本経済新聞(2011年1月1日号)16頁「跳べニッポン人 目利きより会社作り」
  3. ^ 日本経済新聞(2012年10月8日号)11頁「起業の軌跡 ファンド法起草を経て支援の道に 創業期からの投資貫く 東京大学エッジキャピタル郷治友孝社長」
  4. ^ 日刊工業新聞(2010年1月15日号)25頁「東大エッジキャピタル、2号ファンド70億円に-投資家が1号を高評価」

外部リンク[編集]

関連項目[編集]