那古寺
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那古寺 | |
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観音堂 | |
所在地 | 千葉県館山市那古1125 |
位置 | 北緯35度1分32秒 東経139度51分28.7秒 / 北緯35.02556度 東経139.857972度座標: 北緯35度1分32秒 東経139度51分28.7秒 / 北緯35.02556度 東経139.857972度 |
山号 | 補陀洛山 |
院号 | 千手院 |
宗派 | 真言宗智山派 |
本尊 | 千手観世音菩薩 |
創建年 | 伝・717年(養老元年) |
開基 | 伝・行基 |
正式名 | 補陀洛山千手院那古寺 |
別称 | 那古観音 |
札所等 |
坂東三十三観音第33番 安房国札三十四観音霊場第1番 関東八十八箇所第56番 |
文化財 | 銅造千手観音立像(重要文化財) |
公式サイト | 那古寺公式ホームページ |
法人番号 | 1040005015245 |
那古寺(なごじ)は、千葉県館山市那古にある、真言宗智山派の寺院。山号は補陀洛山。本尊は千手観世音菩薩で、坂東三十三観音第33番札所(結願寺)。通称は那古観音(なごかんのん)。
本尊真言:おん ばざら たらま きりく そわか
ご詠歌:補陀落はよそにはあらじ那古の寺 岸うつ浪を見るにつけても
歴史
[編集]寺伝によれば、行基が元正天皇の病気平癒を祈るためこの地を訪れ、千手観世音菩薩を安置して祈願すると、天皇の病気は平癒し、天皇の勅により建てられたのがこの寺であるという。
伽藍
[編集]- 仁王門
- 観音堂(本堂) - 平成の大改修は千葉県指定有形文化財保存事業として行われ[1]、2010年(平成22年)10月26日に落慶法要を行い[2]、同年11月17日に本尊を開帳した[3]。
- 多宝塔 など
文化財
[編集]重要文化財(国指定)
[編集]- 銅造千手観音立像 - 像高104.8cm、鎌倉時代[4]
千葉県指定有形文化財
[編集]館山市指定有形文化財
[編集]ギャラリー
[編集]-
参道から観音堂を望む
-
多宝塔
-
仁王門
所在地・交通
[編集]- 所在地
- 千葉県館山市那古1125
- 鉄道
- 自動車
前後の札所
[編集]- 坂東三十三観音
- 32 清水寺 (いすみ市) -- 33 那古寺(結願)
- 安房国札三十四観音霊場
- 1 那古寺 -- 2 新御堂
- 関東八十八箇所
- 55 円如寺 (君津市) -- 56 那古寺 -- 57 真野寺 (南房総市)
脚注
[編集]- ^ “那古寺観音堂が上棟式 館山 県指定文化財保存事業 工事の安全祈り法要 08年まで本格的な大修理”. 千葉日報 (千葉日報社): pp. 17. (2006年7月8日)
- ^ “平成の大改修終わり落慶法要 館山の那古寺観音堂”. 千葉日報 (千葉日報社): pp. 17. (2008年10月27日)
- ^ “落慶記念に本尊開帳 館山・那古寺 観音堂大改修終える”. 千葉日報 (千葉日報社): pp. 13. (2008年11月18日)
- ^ 館山市教育委員会生涯学習課『館山市の文化財』館山市教育委員会、2016年3月31日、5頁。
- ^ “那古寺観音堂など指定 鰭ケ崎のオビシャも 県文化財”. 毎日新聞 (毎日新聞社): pp. 19. (1994年2月19日)
- ^ “那古寺観音堂など計11件 県文化課 指定文化財を発表”. 千葉日報 (千葉日報社): pp. 1. (1994年2月18日)
- ^ “南総の名利巡礼 わが町の古刹を訪ねて 19 那古寺(館山市) 天台、真言の双方を重視 県内如来坐像代表の一体”. 千葉日報 (千葉日報社): pp. 17. (2008年1月12日)
- ^ “歌舞伎大絵馬、市文化財に指示 館山市教委”. 毎日新聞 (毎日新聞社): pp. 19. (1988年7月1日)
- ^ “館山那古寺から発見 歌舞伎大絵馬を市有形文化財に 製作から260年 県内最古”. 千葉日報 (千葉日報社): pp. 16. (1988年6月30日)
- ^ “高瀬家古文書が市の有形文化財に 那古寺などの再建の様子記す 館山”. 千葉日報 (千葉日報社): pp. 15. (1992年3月30日)