近藤巌

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近藤 巌(こんどう いわお、1911年1月2日 - 1971年5月10日)は、日本の拳闘家、プロボクサー。日本ボクシング草創期の強豪。本名は近藤 新四郎新潟県三島郡桐島村(現:長岡市)生まれ。

略歴[編集]

1926年(大正15年)に帝國拳闘会に入門し、1927年(昭和2年)10月にデビュー戦。

左フックを得意とする巧みなインファイターで、1928年(昭和3年)には大日拳認定の第2回全日本選手権において、強豪柏村五郎を破りフライ級王者となる。柏村とは9戦(2勝3敗4引分け)するなど好敵手だった。

引退後は帝拳等で後進の指導に当たったほか、審判員も務めた。

通算成績[編集]

58戦18勝(3KO)17敗23引分け(判明分のみ)

関連項目[編集]