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表蔵王国際ゴルフクラブ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
表蔵王国際ゴルフクラブ
Omotezao Golf Club
表蔵王国際ゴルフクラブ
表蔵王国際ゴルフクラブの空中写真。
2011年6月19日撮影の4枚を合成作成。
国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成。 地図
所在地 日本の旗 日本
宮城県柴田郡柴田町大字船迫字日光48番地
座標: 北緯38度4分30.93秒 東経140度46分54.73秒 / 北緯38.0752583度 東経140.7818694度 / 38.0752583; 140.7818694
概要
開業 1965年昭和40年)10月31日
運営 メンバーシップコース
設計 安田 幸吉
運営者 株式会社表蔵王国際ゴルフクラブ
トーナメント ・1974年 第42回 日本プロゴルフ選手権大会
コース

東コース 南コース
HOLE PAR YARD HOLE PAR YARD
1 4 452 1 3 193
2 4 387 2 4 411
3 4 328 3 5 521
4 5 546 4 4 376
5 4 422 5 4 312
6 3 192 6 5 589
7 5 532 7 4 470
8 3 198 8 3 133
9 4 363 9 4 383
36 3420 36 3388
西コース

HOLE PAR YARD
1 4 297
2 4 345
3 3 192
4 4 336
5 5 505
6 4 208
7 3 155
8 5 512
9 4 292
36 2842
その他
公式サイト 表蔵王国際ゴルフクラブ
テンプレートを表示

表蔵王国際ゴルフクラブ(おもてざおうこくさいゴルフクラブ)は、宮城県柴田郡柴田町に広がるゴルフ場である。

概要

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東北でゴルフ場の建設を目指す財界人がいた、しかし「青葉山(「西仙台カントリークラブ」(1970年(昭和45年)開場、設計・丸毛信勝))や富谷(「富谷カントリークラブ」(1963年(昭和38年)開場、設計・富澤誠造))にはバックがあるが、表蔵王は無理だろうと周囲で囁かれていた[1]1962年(昭和37年)、佐々木孝三郎(後・初代社長)は、コース設計家・富澤誠造を案内して、宮城県柴田郡柴田町船迫の砲台山に上り、ゴルフ場用地としの診断を依頼した[1]。だが、富澤からは不適と、帰る途中の荒れた牧草地を見て素晴らしいといった[1]

用地の買収を始める、農林省助成のリンゴ団地があった[1]。財界たちは農林大臣赤城宗徳に直談判したところ激励され、許可を取った[1]1963年(昭和38年)10月、ゴルフ場建設に向けて母体会社「株式会社表蔵王国際ゴルフクラブ」を設立した[1]。しかし、時期が悪かった、コース設計の設計料を払えず富澤に断られてしまった[1]。だが、日本プロゴルフ協会会長・安田幸吉が快く受けてくれた[1]

1965年(昭和40年)1月、工事は戸田建設株式会社に依頼し着工、同年10月31日、18ホールの工事が完成、仮オーブン、1967年(昭和42年)8月、正式開場された[1]1971年(昭和46年)、船岡コース9ホールを増設し合計27ホール規模のゴルフ場となった[1]

東コースは、全体的に傾斜地であるがフェアウェイが広く豪快に攻められるコースである[2][3]。西コースは、東コースより距離は短いが谷越えや池越えがある気の抜けないコース。南コースは、一番距離の短いコースだがグリーン周りなどで戦略性を求められるコースである[2][3]

日本のプロゴルフメジャー大会の1つ、日本プロゴルフ協会主催競技でもあり、日本選手権大会に相当する、日本プロゴルフ選手権大会などの大会開催の実績がある。

所在地

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〒989-1763 宮城県柴田郡柴田町大字船迫字日光48番地

コース情報

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  • 開場日 - 1965年10月31日
  • 設計者 - 安田 幸吉
  • 面積 - 1,580,000m2(約47.7万坪)
  • コースタイプ - 丘陵コース
  • コース - 27ホールズ、パー108、9,743ヤード、コースレート 東・南コース71.9、西コース67.8
  • グリーン - 2グリーン、ベント(ペンクロス)
  • フェアウエイ - コーライ
  • ラフ - ノシバ
  • ハザード - バンカーの90、池が絡むホール1
  • プレースタイル - 乗用カート(5人乗り)、自走式、キャディ・セルフ選択可
  • 練習場 - 15打席 250ヤード
  • 休場日 - 1・2月毎週月曜日、12月31日、1月1日[4][5]

クラブ情報

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  • ハウス面積 - 4,057m2(1,227坪)
  • ハウス設計 - 小野寺建設設計事務所
  • ハウス施工 - 安藤建設株式会社[4][5]

交通アクセス

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メジャー選手権

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エピソード

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脚注

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  1. ^ a b c d e f g h i j 『美しい日本のゴルフコース BEAUTIFUL GOLF CULTURE IN JAPAN 日本のゴルフ110年記念 ゴルフは日本の新しい伝統文化である』、ゴルフダイジェスト社「美しい日本のゴルフコース」編纂委員会編、「表蔵王国際ゴルフクラブ」、東京 ゴルフダイジェスト社、2013年12月、2021年2月14日閲覧
  2. ^ a b 「表蔵王国際ゴルフクラブ」、ゴルフダイジェスト、ゴルフ場詳細、2020年9月2日閲覧
  3. ^ a b 「表蔵王国際ゴルフクラブ」、ゴルフホトライン、2020年9月2日閲覧
  4. ^ a b 「表蔵王国際ゴルフクラブ」、ゴルフダイジェスト、コース概要、2020年9月2日閲覧
  5. ^ a b 「表蔵王国際ゴルフクラブ」、ゴルフホトライン、コース概要、2020年9月2日閲覧
  6. ^ 「表蔵王国際ゴルフクラブ」、アクセス、2020年9月2日閲覧
  7. ^ 「日本プロゴルフ選手権大会」、日本プロゴルフ協会、2020年9月2日閲覧
  8. ^ a b 『美しい日本のゴルフコース BEAUTIFUL GOLF CULTURE IN JAPAN 日本のゴルフ110年記念 ゴルフは日本の新しい伝統文化である』、ゴルフダイジェスト社「美しい日本のゴルフコース」編纂委員会編、「表蔵王国際ゴルフクラブ」、東京 ゴルフダイジェスト社、2013年12月、2021年2月14日閲覧

関連文献

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  • 『ゴルフ場企業決算年鑑』、昭和59年-平成29年版、「表蔵王国際ゴルフクラブ 表蔵王国際GC」、東京 一季出版、1985年、2020年9月2日閲覧
  • 『うほく財界 東北ビジネスの総合情報誌』、24(4)(147)、「表蔵王国際ゴルフクラブ 取締役総支配人 近江恵一」、仙台 東日本出版、1998年7月、2020年9月2日閲覧
  • 『ゴルフ場ガイド 東版』2006-2007、「表蔵王国際ゴルフクラブ(宮城県)」、東京 ゴルフダイジェスト社、2006年5月、2020年9月2日閲覧
  • 『東商信用録 東北版平成19年版』、「表蔵王国際ゴルフクラブ(宮城県柴田郡)」、仙台 東京商工リサーチ東北支社、2007年10月、2020年9月2日閲覧
  • 『月刊ゴルフマネジメント31 (通号 332)ゴルフ倶楽部を考える(295回)表蔵王国際ゴルフクラブの創設井上 勝純東京 : 一季出版2010.112020年9月2日閲覧
  • 『美しい日本のゴルフコース BEAUTIFUL GOLF CULTURE IN JAPAN 日本のゴルフ110年記念 ゴルフは日本の新しい伝統文化である』、ゴルフダイジェスト社「美しい日本のゴルフコース」編纂委員会編、「表蔵王国際ゴルフクラブ」、東京 ゴルフダイジェスト社、2013年12月、2020年9月2日閲覧

関連項目

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外部リンク

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