空賊

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動先: 案内検索

空賊(くうぞく)は、主に武装した航空機などを用いて、航行中の航空機や地上の町を襲撃し、略奪行為を行う架空盗賊のこと。空の盗賊。SFファンタジー作品に登場することが多い。

概要[編集]

多くは海を舞台にした海賊、山を根城にした山賊などの、いわゆる盗賊のイメージをそのまま空に移したものとして描かれる。一機、もしくは複数の航空機を所有して一団をなし、海賊や盗賊と同様の行為を行う。物語の世界観によって、現実的な航空機を用いているものもあれば、魔法などの特殊な技術を用いた航空機を用いているものもある。義賊として描かれるものも多い。

海賊と違って歴史的に実在したことはないが、ファンタジーなどの物語ではしばしば用いられる題材である。

ちなみに、ハイジャック犯のことを英語で「Air pirate」(空の海賊)と呼ぶことがある。日本航空ハイジャック事件が続けて起きた1970年代には、国内でハイジャック犯のことを「空賊」と呼称した記事がいくつか出ているが[1]、現在の日本でハイジャック犯の意味で使われることはなくなっている。

空賊が登場する作品[編集]

小説[編集]

  • ジョン・W・キャンベル「空中海賊株式会社」 Piracy Preferred (1930) - 『暗黒星通過!』 The Black Star Passes (1953)所収。邦訳では「空賊」という語は使われていない。原語では「The Pirate」と表記[2]
  • ポール・スチュワート崖の国物語〉シリーズ The Edge Chronicles (1998-2010) - 原語では空賊を「sky pirates」と表記。
  • 小林泰三「天獄と地国」(1999) - 短編集『海を見る人』(2002)所収。「空賊」に「パイレーツ」とルビが振ってある。のちに長編『天獄と地国』(2011)へ組み込まれた。
  • 米田淳一『フリー・フライヤー』(2003) - 〈プリンセス・プラスティック〉シリーズ中の1作。
  • ヤマグチノボルゼロの使い魔〉シリーズ(2004-)
  • 神尾アルミ『アルトレオの空賊姫 暁天の少女と世界の鍵』(2011) - 空賊団アルトレオ。
  • ゲイル・キャリガー〈英国空中学園譚〉シリーズ Finishing School (2013-) - 原語では「flywaymen」となっている。

漫画[編集]

アニメ[編集]

ゲーム[編集]

脚注[編集]

[ヘルプ]


関連項目[編集]