白松がモナカ

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中型/12個入り詰合せ

白松がモナカ(しろまつがモナカ、しらまつがモナカ)とは、宮城県仙台市青葉区に所在する株式会社白松がモナカ本舗が製造販売している最中商標である。

「全国銘菓」の看板を掲げていることで有名だが、宮城県内では「宮城県銘菓」として広く浸透している。また、北海道でも知られており、道内では北海道銘菓として扱われることもある。

読みに関しては創業者一族の名字から「しろまつ」が正しいとも言われるが[1]ラジオCMでは「しらまつ」と言われており、どちらでも良いとされている。

白松がモナカ[編集]

円形ながら上から見て下部に当たる部分は平らにされており、皮種には「超特」「白松」の文字や、店舗の意匠などが刻み込められている。

の種類は大納言胡麻大福豆の4種類があり、最中の大きさもミニから大型までの4種類が揃えられている。

2020年、仙台市出身の囲碁棋士一力遼碁聖のタイトルを獲得したことを記念して、碁石をイメージした「「白松が囲碁」よろしく」を発売した[2]。宮城県内で対局が行われる際におやつとして選ばれることがある[3]

CMソング[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 公式サイト下部には"SHIROMATSU GA MONAKA HONPO.,LTD"の記述がある。
  2. ^ 「白松が囲碁」よろしく”. 白松がモナカ. 2024年1月28日閲覧。
  3. ^ 仙台対決緊迫の攻防 知事公館で初棋聖戦”. 読売新聞オンライン (2023年2月17日). 2024年1月28日閲覧。
  4. ^ 曲名表記はJASRAC作品データベースに準じる。
  5. ^ CDブック「懐かしのせんだいCD大百科」では「蔵さつき」名義にて表記されている。
  6. ^ 岡田恭子「白松がモナカ」”. YouTube. 2023年10月11日閲覧。

関連項目[編集]

  • 榊原光裕 - 1980年代半ばに当製品のテレビCMの音楽を担当。仙台広告大賞TV部門大賞受賞している。
  • 萩の月 - 本品同様に仙台銘菓として知られる

外部リンク[編集]