発作

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破傷風による筋肉の発作で苦しむ人の絵(1809)

発作(ほっさ、: paroxysmal attack)とは、痙攣Spasm)や痙攣発作Seizure)等の症状が突然再発したり、強まったりする事を指す[1]。このような短時間で頻発する症状は、様々な臨床症状で見られる。通常、多発性硬化症百日咳と関連してるが、脳炎頭部外傷脳卒中喘息三叉神経痛憤怒痙攣てんかんマラリア脊髄癆ベーチェット病発作性夜間ヘモグロビン尿症(PNH)などの他の疾患でも観察される事がある。また、子供の満足障害英語版の症状としても指摘されている[要出典]

paroxysmは「突然の発作、暴発」という意味で[2]、ギリシャ語のπαροξυσμός(paroxusmos)の「苛立ち、憤り」に由来する[3]

様々な疾患における発作が広く報告されており、この現象の基礎的なメカニズムの一つとして、脱髄神経の非シナプス性ニューロン結合(Ephaptic coupling)が推定されている。これは、脊髄神経の脱髄を伴う多発性硬化症や脊髄癆にこの発作が見られる事からも支持される。運動、触覚刺激、熱湯、不安、頸部屈曲などが発作的な発作を誘発する事がある。発作の多くで、疼痛を伴う強直性痙攣構音障害運動失調痺れ片麻痺などが報告されている。発作は、他の一過性の症状とは異なり、短時間(2分以内)、頻回(1~2回/日~数百回/日)、定型的な様式、薬剤(通常はカルバマゼピン)への優れた反応性が特徴である。また、神経学的所見が残らずに症状が治まることも、この病気を認識する上での重要な特徴である[要出典]

脚注[編集]

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  1. ^ Saunders Elsevier, "Dorland's Illustrated Medical Dictionary 31e", Philadelphia (2007), p1405, 978-1-4160-2364-7
  2. ^ paroxysm, on Oxford Dictionaries
  3. ^ παροξυσμός, Henry George Liddell, Robert Scott, A Greek-English Lexicon, on Perseus

関連項目[編集]