田島榮
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田島 榮(たじま さかえ、1932年7月16日 -2020年7月20日[1] )は、日本の劇作家。1956年から劇団前進座に所属し、歴史劇から現代劇まで幅広い作品を脚色、執筆している。
来歴・人物
[編集]1932年(昭和7年)7月16日、劇作家の父田島淳と母つやの二男として生まれる。1952年(昭和27年)、私立横浜高等学校を卒業し、中央大学法学部に入学するも、1955年(昭和30年)に中退。1956年(昭和31年)、劇団前進座に入座した。2020年7月20日、肺がんで死去。享年88。妹に日本画家の田島奈須美。長男は上原美術館(仏教館)主任学芸員の田島整[1](1970年(昭和45年)[2] - )。
主な戯曲作品
[編集]前進座座員としての戯曲
[編集]- 吉川英治原作、小池章太郎と共同脚色 「かんかん虫は唄う」(1967年)
- 早乙女勝元原作、小池章太郎と共同脚色「ハモニカ物語」(1967年)
- 田島榮・羽田功が劇化「桜吹雪遠山の金さん・謎模様怒十年」(1974年)
- 山本周五郎原作 「さぶ」(1975年)
- 松谷みよ子原作 「まえがみ太郎」(1976年)
- 山本周五郎原作 「柳橋物語」(1977年)
- 山本周五郎原作 「あすなろう」(1978年)
- 新田次郎原作 「怒る富士」(1980年)
- 山本周五郎原作 「夜の辛夷」(1981年)
- 田島榮作 「法然」(1982年)
- 芥川龍之介原作 「羅生門」(1982年)
- 司馬遼太郎原作 「尻啖之孫市(しりくらえまごいち)」(1983年)
- 山本周五郎原作 「つゆのひぬま」(1985年)
- 山本周五郎原作 「赤ひげ」(1987年)
- 山本周五郎原作 「わたくしです物語」(1989年)
- 山本周五郎原作 「青べか物語」(1990年)
- 神坂次郎原作 「今日われ生きてあり」(1991年)
- 山本周五郎原作 「深川安楽亭」(1992年)
- 三浦綾子原作 「母」(1993年)
- 田島榮作 「法然と親鸞」(2007年)
前進座以外への戯曲
[編集]- 田島榮作「風雪のみずうみ」(1985年)新潟県紫雲寺町
- 田島榮作「越後義民伝」(1990年)
刊行された戯曲
[編集]- 山本周五郎原作・田島榮脚色「赤ひげ」 ヨムゲキゴールド(2000年)演劇ぶっく社
参考文献
[編集]- 劇団前進座公式サイト内、劇団各部門・文芸演出部部員プロフィール
外部リンク
[編集]脚注
[編集]- ^ a b 田島整@伊豆下田(@wakeneko2005). “墓誌のこと。”. X(twitter). 2023年11月21日閲覧。
- ^ “上原美術館 たじま先生”. し~もん. 下田市自然体験活動推進協議会. 2023年11月21日閲覧。