「マルクス・アティリウス・レグルス (紀元前294年の執政官)」の版間の差分
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2018年3月7日 (水) 03:03時点における版
マルクス・アティリウス・レグルス Marcus Atilius Regulus (M. Atilius M .f. M. n. Regulus) | |
---|---|
出生 | 不明 |
死没 | 不明 |
出身階級 | プレブス |
氏族 | アティリウス氏族 |
官職 | 執政官(紀元前294年) |
後継者 |
マルクス・アティリウス・レグルス ガイウス・アティリウス・レグルス・セッラヌス |
マルクス・アティリウス・レグルス(ラテン語: Marcus Atilius Regulus, 生没年不詳)は共和政ローマのプレブス(平民)出身の政治家・軍人。紀元前294年に執政官(コンスル)を務めたが[1]、アティリウス氏族では二人目の執政官であった.[2]。
経歴
レグルスは紀元前295年センティヌムの戦い(第三次サムニウム戦争)において、勝利のために「自らを犠牲として神に捧げた」[3]プレブス出身のプブリウス・デキウス・ムスの後任として、翌年の執政官に就任した。
紀元前294年、執政官としてレグルスはサムニウムおよびプッリャ州と戦い、インテラムナ(en)で勝利した。ティトゥス・リウィウスは凱旋式の実施は元老院から拒否されたとしているが[4]、凱旋式のファスティにはレグルスが凱旋指揮を実施したと記録されている[5]。
一族
レグルスは、第一次ポエニ戦争の悲劇の将軍として知られる同名のマルクス・アティリウス・レグルスの父親として有名であり、おそらく紀元前257年と紀元前250年に執政官を努めたガイウス・アティリウス・レグルス・セッラヌスも息子である。少なくとも孫のうち二人が執政官に就任している。クィントゥス・ファビウス・マクシムス・ルリアヌスの親戚であるアウルス・アティリウス・カラティヌスは父方の親戚である。
参考資料
- ^ ティトゥス・リウィウス『ローマ建国史』、X 32.1
- ^ Broughton, T. Robert S.: The Magistrates Of The Roman Republic. Vol. 1: 509 B.C. - 100 B.C.. Cleveland, Ohio: Case Western Reserve University Press, 1951. Reprint 1968. (Philological Monographs. Edited by the American Philological Association. vol. 15, part 1), p. 179
- ^ ティトゥス・リウィウス『ローマ建国史』、X 26-30
- ^ ティトゥス・リウィウス『ローマ建国史』、X 32-33、35-36
- ^ Fasti triumphales
関連項目
公職 | ||
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先代 クィントゥス・ファビウス・マクシムス・ルッリアヌス V プブリウス・デキウス・ムス IV |
執政官 同僚:ルキウス・ポストゥミウス・メゲッルス 紀元前294年 |
次代 ルキウス・パピリウス・クルソル スプリウス・カルウィリウス・マクシムス |