「パンジャーブ語」の版間の差分
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シャームキー文字による表記をナスタリーク体に変更。 |
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2013年12月2日 (月) 08:40時点における版
パンジャーブ語 | |
---|---|
ਪੰਜਾਬੀ,پنجابی | |
話される国 |
インド パキスタン |
地域 | 南アジア |
話者数 | 6100万人 |
言語系統 | |
表記体系 | グルムキー文字、シャームキー文字、デーヴァナーガリー |
公的地位 | |
公用語 | インド(パンジャーブ州) |
言語コード | |
ISO 639-1 |
pa |
ISO 639-2 |
pan |
ISO 639-3 |
pan |
パンジャーブ語(パンジャーブご、Panjabi or Punjabi、グルムキー文字: ਪੰਜਾਬੀ , シャームキー文字پنجابی)は、インドとパキスタンにまたがるパンジャーブ地方の言語である。パンジャービー語とも称される。インド・ヨーロッパ語族のインド語派に属する。語順はSOV型である。
分布
インドのパンジャーブ州の公用語およびデリーの第二公用語になっているほか、インド連邦レベルでも憲法の第8付則に定められた22の指定言語のひとつである。(パキスタンのパンジャーブ州では公用語にはされていない)。近隣のハリヤーナー州、ヒマーチャル・プラデーシュ州にも話者がいる。
方言
多くの文献では方言を東西に分けるグリーアソン (Grierson) の説にのっとっているが、異論もある。 パティヤーラーにあるパンジャービ大学(英: Punjabi University Patiala)では以下のように分類している。
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この中では、ドーグリー語のように1個の独立した言語として認められているものも含まれる。
エスノローグでは以下のように分類されている
インドヨーロッパ語族
└インド・イラン語派
└インド・アーリア語派
│
├北部
│└西パハリー方言
│ └ドグリー方言 [dgo]
│
├北西部
│└ラフンディー方言 [lah]
│ ├ジャカティー方言 [jat]
│ ├ケトラーニー方言 [xhe]
│ ├ミルプル・パンジャーブ方言 [pmu]
│ ├北ヒンドキー方言 [hno]
│ ├パハリー・ポトワリー方言 [phr]
│ ├シライキー方言 [skr]
│ ├南 ヒンドキー方言 [hnd]
│ └西パンジャーブ方言 [pnb]
│
└中部
└東パンジャーブ方言 [pan]
表記
パキスタンではシャームキー文字(シャー・ムキー体)というナスタアリーク体を変えたアラビア文字を用いる。 インドではシャーラダー文字の系統のグルムキー文字を用いる。パンジャーブ州以外の住民はデーヴァナーガリー文字を用いることもある。
音声
母音
参考書籍
- Bhatia, T. "Punjabi: A Cognitive-Descriptive Grammar", 1993. p 279. ISBN 0-415-00320-2
- The Times of India - "Punjabi, Urdu made official languages in Delhi" 25 June 2003
- Canadian Census Data (2001)
- Advanced Centre for Technical Development of Punjabi Language, Literature and Culture
- Masica, CP, "The Indo-Aryan Languages", ISBN 0-521-29944-6, p 20