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2011年7月9日 (土) 01:24時点における版
腹腔鏡(ふくくうきょう、英: Laparoscopy)は、体表皮膚より腹腔内挿入する内視鏡器具、もしくは手術手技のこと。本来「腔」は「こう」と読むのが正しいが、人体に対して用いる場合慣例的に「くう」と読んでいる。[1]
腹腔鏡手術(Laparoscopic surgery)を行う。
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歴史
1902年にドイツの医師ゲオルグ・ケリング(ライプツィヒ大学、ベルリン大学教授)によって腹腔鏡によって犬の腹腔内の観察が行われたことが最初の報告されており「独 Kolioskopie」と称されていた。
その後、1910年にスウェーデンの医師ハンス・クリスチャン・ヤコビウス(カロリンスカ研究所教授)によって膀胱鏡を用いて胸腔の観察が施行され「laparoscopy」と命名されている。
日本では1990年に帝京大学医学部附属溝口病院の山川達郎によって初めて「腹腔鏡下胆嚢摘出術」が施行された。
種類
腹腔鏡下手術の代表的な術式は以下がある。
消化器外科
泌尿器科
- 前立腺摘出術
- 副腎摘出術
産婦人科
- 卵巣摘出術
消化器内科
- 肝生検
方法
拡張方法
- 気腹式
- 吊り上げ式
切開部位
- 4孔式(通常法)
- 単孔式