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|正式名称 = サンティアゴ・デ・クーバ
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2009年2月18日 (水) 13:10時点における版

サンティアゴ・デ・クーバ
Santiago de Cuba
サンティアゴ・デ・クーバの市旗 サンティアゴ・デ・クーバの市章
市旗 市章
座標 : 北緯20度01分 西経75度50分 / 北緯20.017度 西経75.833度 / 20.017; -75.833
歴史
建設 1515年
行政
キューバ共和国
  サンティアゴ・デ・クーバ州
 市 サンティアゴ・デ・クーバ
人口
人口 2006年現在)
  市域 426,199人
    人口密度   77.9人/km2
その他
等時帯 東部標準時 (UTC-5)
夏時間 東部夏時間 (UTC-4)
公式ウェブサイト : santiago.cu
モーロ要塞

サンティアーゴ・デ・クーバスペイン語Santiago de Cuba)は、キューバの南東部にある都市。サンティアーゴ・デ・クーバ州の州都。人口は40万4,100人。カリブ海に面したマエストラ湾岸にある港湾都市かつ工業都市である。ディエゴ・ベラスケスによって建設された古都であるが、1617世紀には海賊による密貿易の拠点であった。

18世紀末、ハイチ革命ハイチから亡命したフランス人が移住し、サトウキビの栽培地域が拡大された。その影響で、市内の通りにはスペインフランスの様式で建てられた建物が今なお現存している。

1898年、この地でキューバにおける米西戦争の戦火が発生し、後のキューバ独立に寄与する結果となった。

また、1953年にはフィデル・カストロ率いる160名の青年兵士が、キューバ革命の端緒となるキューバ陸軍モンカダ兵営の襲撃を行なった。現在、サンティアーゴ・デ・クーバは、マンガンなどの鉱物砂糖タバコの船積みが行なわれる港があることで知られ、パナマ国際航路の中継港になっている。また、キューバ縦断道路の東側の基点でもある。市内にオリエンテ大学がある。

なお、市内には1997年世界遺産に登録されたサン・ペドロ・デ・ラ・ロカ城がある。

外部リンク