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2008年4月22日 (火) 05:47時点における版
文学 |
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アンジェラの灰(Angela's Ashes)は、フランク・マコートによる回想録。彼の子ども時代の物語を語ったもの。彼はアメリカ合衆国に生まれたが、両親が経済的な困窮により、母国アイルランドに帰ることを決意。そこで、1930年代、40年代をアイルランド、特にそのリムリック市で過ごす。その暮らしが骨太いタッチで描かれる。物語は、彼が結局アメリカに帰るためのお金を手にしたところで終わる。フランク・マコートは、これに続く時代の物語を『アンジェラの祈り』として書いている。
この本はピューリッツアー賞を受賞し、ナショナル・ブック・アウォードにも選出された。
映画化
1999年には、エミリー・ワトソン、ロバート・カーライル、マイケル・レッジ、そしてディボン・マレーという配役で、映画化されている。監督はアラン・パーカー。詳しくは「アンジェラの灰 (映画)」を参照。
文献
- フランク・マコート『アンジェラの灰』新潮社 1998年
- フランク・マコート『アンジェラの祈り』新潮社 2003年