漆紫穂子

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漆 紫穂子(うるし しほこ、1961年 - )は、日本の教育者品川女子学院理事長[1][2][3]

高祖父は漆昌巌。曽祖母は品川女子学院創立者の漆雅子。

経歴[編集]

1961年東京都品川区生まれ[4][5]東京都立日比谷高等学校中央大学文学部卒業[5]。1985年早稲田大学教育学部国語国文学専攻科修了[4]。2019年早稲田大学大学院スポーツ科学研究科修士課程修了[4]

調布中学校・高等学校(現:田園調布学園中等部・高等部)の国語教員を経て[6]、1989年より品川女子学院に勤務[7]。2006年に校長就任、2017年より理事長を務める[4]

2014年9月より教育再生実行会議委員。同校は1989年からの学校改革により7年間で入学希望者数が60倍に増加。

現在は「28プロジェクト?28歳になったときに社会で活躍する女性の育成」を教育の柱に、企業とのコラボレーション、起業体験プログラム等、社会と子どもを繋ぐ学校作りを実践している。平成26年度スーパーグローバルハイスクールに指定。

趣味はトライアスロン。2012年国際トライアスロン連合世界選手権スペイン大会・2017年カナダ大会エイジ部門日本代表[8]

著書[編集]

  • 『女の子が幸せになる子育て』(かんき出版)
  • 『伸びる子の育て方』(ダイヤモンド社)
  • 『女の子が幸せになる授業』(小学館)
  • 『女の子の未来が輝く子育て?娘も親も幸せになる7つのレッスン?』(朝日新聞出版)

脚注[編集]

  1. ^ No.31 漆紫穂子さん(校長)[第1章【13歳のハローワーク公式サイト】]”. 13歳のハローワーク公式サイト(13hw) -中高生のための…未来のヒントに出会う場所。-. 2022年5月29日閲覧。
  2. ^ 漆 紫穂子先生(うるし しほこ)の授業・動画|オンライン動画授業・講座のSchoo(スクー)”. schoo.jp. 2022年5月29日閲覧。
  3. ^ 廃校危機の女子校を救った校長が語る「人を動かす4つの法則」(漆 紫穂子) @gendai_biz”. 現代ビジネス. 2022年5月29日閲覧。
  4. ^ a b c d 日経BP. “女子校の経営危機を救った校長 57歳で再び早稲田へ :日経xwoman”. woman.nikkei.com. 2023年1月21日閲覧。
  5. ^ a b 【品川女子学院理事長にインタビュー】男の子にも家事をさせた方がいい本当の理由とは?”. Domani (2022年4月17日). 2023年1月21日閲覧。
  6. ^ 株式会社コアネット”. 株式会社コアネット. 2023年1月21日閲覧。
  7. ^ 漆 紫穂子 学校改革を語る。”. 学びの場.com. 2023年1月21日閲覧。
  8. ^ 漆 紫穂子 Shihoko Urushi | 現代ビジネス @gendai_biz”. 現代ビジネス. 2023年1月21日閲覧。

外部リンク[編集]