源良院

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源良院
所在地 東京都世田谷区北烏山4-10-1
位置 北緯35度40分43.8秒 東経139度35分52.5秒 / 北緯35.678833度 東経139.597917度 / 35.678833; 139.597917座標: 北緯35度40分43.8秒 東経139度35分52.5秒 / 北緯35.678833度 東経139.597917度 / 35.678833; 139.597917
山号 向旭山
院号 源良院
宗派 浄土宗
本尊 阿弥陀如来
創建年 延宝4年(1676年
開基 玉置八右衛門
法人番号 5010905000171 ウィキデータを編集
源良院の位置(東京都区部内)
源良院
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源良院(げんりょういん)は、東京都世田谷区にある浄土宗寺院。「烏山寺町」を構成する26の寺院の1つである。

概要[編集]

1676年延宝4年)、玉置八右衛門の開基である[1]

当初は西福寺塔頭として創建された。その後、浅草神吉町(現・台東区東上野)にあった幡随院(現在は小金井市に移転)の塔頭となった[2]

1923年大正12年)の関東大震災で、本寺の幡随院もろとも大打撃を受けたため、1925年(大正14年)から1932年昭和7年)にかけて徐々に現在地に移転した[2]

烏山移転時に、同じ幡随院の塔頭だった「向旭院」を合併し、「神田山向旭院」を名乗ったが、後に「向旭山源良院」に改称している。

当院の本尊阿弥陀如来であるが、「火伏観世音菩薩」と呼ばれる観音菩薩像も安置されている。明暦の大火の際に延焼を防いだという逸話からきている[2]

交通アクセス[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 竹内秀雄 著『世田谷区史跡散歩 (東京史跡ガイド12)』学生社、1992年、143p
  2. ^ a b c 向旭山源良院烏山仏教会「寺町通り」

参考文献[編集]

  • 世田谷区 編『小学生の烏山寺町あんない 付 世田谷の社寺と遺宝その2』世田谷区、1978年
  • 竹内秀雄 著『世田谷区史跡散歩 (東京史跡ガイド12)』学生社、1992年

関連項目[編集]