渡辺喜太郎

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渡辺 喜太郎(わたなべ きたろう、1934年2月20日 - )は、日本の実業家である。麻布総研株式会社会長。

概要[編集]

東京・深川生まれ。東京大空襲で両親を失って戦災孤児になり、足利市の織物工場で7年間丁稚奉公をしたのち、1956年に22歳で麻布オートバイ販売の麻布小型自動車を開業。1964年に輸入車販売の麻布自動車産業、不動産業の麻布建物を設立。不動産投資仕手株などで莫大な利益を上げ、バブルのチャンピオンと呼ばれた。三井信託銀行の元社長中島健や小佐野賢治の後ろ盾を得て、最盛期にはホノルルハイアット・リージェンシー・ワイキキなど、ハワイに6つの高級ホテル、港区に165か所の土地と建物、栃木県にゴルフ場「喜連川カントリー倶楽部」を所有。ヴィンテージのロールス・ロイスのコレクターでもあった。資産は55億ドルを数え、1986年にはフォーブス誌の世界の長者番付で6位にランキングされた。中島の急逝による三井信託銀行からの債権回収請求、小糸製作所仕手戦での失敗、バブル崩壊が続き、麻布建物は2006年に倒産。負債総額は5,648億円にのぼった[1]。 現在は麻布自動車会長で、講演活動などを行なっている[2]

脚注[編集]

  1. ^ 麻布建物(株)2007年(平成19年)1-12月度こうして倒産した…主な大型倒産事例、東京商工リサーチ
  2. ^ 連載:ジェットコースター人生渡辺喜太郎、夕刊フジ、2016.03.03

外部リンク[編集]