渡慶次幸平

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動
渡慶次 幸平
基本情報
通称 暴走タコライス
国籍 日本の旗 日本
生年月日 (1988-06-04) 1988年6月4日(31歳)
出身地 沖縄県
所属 クロスポイント吉祥寺
身長 170
テンプレートを表示

渡慶次 幸平(とけし こうへい、1988年6月4日 - )は、日本格闘家ラウェイファイター。沖縄県豊見城村(現:豊見城市)出身。クロスポイント吉祥寺所属。血液型B型。

2017年にミャンマーの格闘技ラウェイに参戦し、持ち前の根性と気合、ハングリー精神で活躍を見せる日本ラウェイ界のエース。2018年12月には現地ミャンマーにて年間チャンピオンを獲得する。ラウェイでのキャッチフレーズは『暴走タコライス』。

来歴[編集]

高校の時にテレビで見た山本徳郁選手に影響を受けて格闘技を始める。

プロ格闘家として活躍する事を夢見て、19歳の11月に沖縄から上京。

2012年、始めてから3年で老舗総合格闘技団体プロデビュー、2戦目でベストバウト賞を獲得、3戦目でメインイベントを任される。

できちゃった結婚から2年の育児休業をするも、夢と自分への期待を捨てきれず、30歳までに格闘技で食べられる様に成らなければ辞めることを条件に現役復帰。

ラウェイに参戦[編集]

2017年

2017年6月16日、TDCホールで開催された「LETHWEI in Japan 4 ~フロンティア~ FRONTIER」において、ラウェイ無敗のピャン・トゥエ(ミャンマー)と対戦。4R終了時、顔面の腫れによるドクターストップでTKO負け。

2017年9月28日、後楽園ホールで開催された「LETHWEI in Japan 5 ~ネクサライズ~ NEXURIZE」において、ヤン・ナイ・アウン(ミャンマー)と対戦。1R 2分31秒、右額の裂傷によるドクターストップでTKO負け。

2017年11月15日、「LETHWEI GRAND PRIX JAPAN 2017」において、9月にTKO負けしたヤン・ナイ・アウン(ミャンマー)と再戦。フルラウンドを戦い引き分けた。

2017年12月10日、ヤンゴンのテンピュースタジアムで行われた「第4回 エアKBZ アウン・ラン・チャンピオンシップ」において、ソー・ミン・アウン(ミャンマー)と対戦。互いに1度ずつ「タイムアウト」を取る激闘の末、5Rドロー。

2018年

ラウェイ初勝利[編集]

2018年2月21日、「LETHWEI in Japan 7 ~勇気~ YUKI」において、戦績20戦10勝4敗6分のミン・テット・アウン(ミャンマー)と対戦。2R 2分47秒、アウン選手による棄権の意思表示でTKO勝利。ラウェイでの初勝利を飾る。

2連勝[編集]

2018年6月29日、「LETHWEI in Japan 8 ~サムライ~ SAMURAI」において、初のメインイベントでミャンマーの英雄ソー・ゴー・ムドー(ミャンマー)と対戦。試合序盤から積極的に攻撃を繰り出すムドーだが、渡慶次には攻撃が見えてる様子で、セコンドの指示に従い冷静に試合を運ぶ。徐々に主導権を握る渡慶次はローでダメージを与え続け、三日月蹴りで決定的なダメージを与えて、4R 2分24秒に左フックでKO勝利[1]

2018年9月3日、「LETHWEI in Japan 9 ~鼓動~ KODO」において、メインイベントでミャンマーの英雄で、2017年に戦い引き分けた相手、戦績34戦12勝4敗18分のソー・ミン・アウン(ミャンマー)と再戦。フルラウンドを戦い引き分けた。

2018年11月14日、「LETHWEI in Japan 10 ~祈り~ INORI」において、ラウェイのビッグイベント「ゴールデンベルト」の2015年度優勝者ソー・テット・ウー(ミャンマー)と対戦。フルラウンドを戦い引き分けた。

チャンピオン獲得[編集]

2018年12月16日、ヤンゴンのテンピュースタジアムで行われた、2018年の複数の試合を勝ち抜くなどした強豪を集めた大会「第5回 エアKBZ グランドファイナル・ミャンマーチャンピオンシップ」で、トゥン・ミン・ラット(ミャンマー)と対戦。渡慶次は攻撃を避けて懐に飛び込み、右のフックなど強烈なパンチを見舞う戦法で圧倒した。優勢に試合を進め、1ラウンドから相手を転倒させた。2ラウンドでは、渡慶次の左ハイキックが決まるなどして、たびたびトゥン・ミン・ラットは地に伏せた。3ラウンドで勝負をかけた渡慶次のラッシュで転がったトゥン・ミン・ラットは立ち上がることができず、KOで試合が決まった。2018年の王者となった[2]

2019年

2019年2月27日、「LETHWEI in Japan 11 ~千年の力~」において、戦績54戦16勝9敗29分のラウェイの守護神シャン・コー(ミャンマー)と対戦。1R1分、渡慶次の右フックが決まりコーがダウン。明らかに効いたはずのコーだが、ミャンマー選手特有ともいえるタフさをみせる。2R目も渡慶次がローを中心に攻撃を組み立てるが、それに合わせたコーの左フックで渡慶次が口から出血。3Rに入ると渡慶次のローでコーの動きがいよいよ止まり、ラッシュを受けコーは右目から出血、コーサイドからタイムがかかる。タイム中のドクターチェックで続行不可能と判断され決着。3R 2分32秒、右目近傍の裂傷によるドクターストップでTKO勝利。

2019年5月17日、「LETHWEI in Japan 12 ~勇者の証~」において、戦績25戦9勝3敗13分のミン・マウン・マウン(ミャンマー)と対戦。2R1分16秒、渡慶次が左の三日月蹴りをグサリとヒットさせるとミンは悶絶してダウン、タイムが使用される。再開後ミンは踏ん張るものの、渡慶次が上中下と攻撃を振り分け圧倒していく。3R1分59秒、再び渡慶次の三日月蹴りがミンの腹をえぐり、10のカウントが数えられた。3R 2分2秒、左三日月蹴りでKO勝利。

2019年7月25日、「LETHWEI in Japan 13 ~初志貫徹~」において、ソー・サー・バー(ミャンマー)と対戦。3分5Rのフルラウンドを戦い引き分けた。

2019年10月2日、「LETHWEI in Japan 14 〜神秘天命〜」において、戦績15勝4敗10分のアウン・カインと対戦。3Rは激しいパンチとミドルの応酬となる。渡慶次は左ミドルに加えて左ローを蹴り、これでカインは度々バランスを崩す。そこへ渡慶次の強烈な左三日月蹴りが決まり、ダウンを奪う。カインのセコンドはタイムを要求。再開後も左ミドルと三日月蹴りで攻める渡慶次にカインはパンチで攻め込み、組むと頭突きを見舞うが、渡慶次の左ミドルでくの字となり、左ローに右足を上げて耐える。渡慶次は左ハイキックを振ってからの左ロー連打でダウンを奪う。カインは大の字となり、立ち上がろうとするも立ち上がることができず10カウント。渡慶次が見事なKO勝ちを飾り、場内は渡慶次コールに包まれた。

人物・エピソード[編集]

幼少期より、わんぱくで手がつけられないで有名。保育園や小学校から何度も脱走する。 その反面、進学校に中学受験するために小学校低学年から学習塾に毎日通う勤勉さもあった。進学校への中学受験は見事成功する。

小学校低学年に始めた野球は、名門の糸満高校野球部までレギュラーでキャプテンや副キャプテン、常にクリーンナップを任される中心選手として活躍。ポジションはピッチャー、キャッチャー。

沖縄から上京したとき、家や勤務先を決めず、所持金が3万円であったため、上京後から3ヶ月ネットカフェ難民やホームレスを経験。東急目黒駅のトイレが暖かく綺麗だった事に感動する。その頃培った何クソ根性、ハングリー精神が格闘家として現在を形成している。

格闘技だけで無く、社会貢献活動にも積極的に参加し、ミャンマーの学校教育環境を良くするために奮闘している。

ラウェイでのキャッチフレーズの『暴走タコライス』は、同じジムの不可思によって名付けられた。しかし、タコライスは特に好きな訳ではなく、2年に1回食べる程度。

TATTOOカルチャーをバックボーンに持つ日本のアパレルブランドSOFT MACHINEが好きで、念願叶ってコラボレーションTシャツを発売した。

シルバーアクセサリーショップBLUE ROSEとのコラボレーションアクセサリーを発売した。

戦績[編集]

  • ラウェイ:15戦6勝3敗6分

ラウェイ[編集]

勝敗 対戦相手 試合結果 大会名 開催年月日
× トウ・トウ 4R KO AIR KBZ FIGHT6 2019年11月3日
アウン・カイン 3R 2分27秒(左ローキック) LETHWEI in Japan 14 〜神秘天命〜 2019年10月2日
ソー・サー・バー 3分5R終了 引き分け LETHWEI in Japan 13 ~初志貫徹~ 2019年07月25日
ミン・マウン・マウン 3R 2分2秒 KO(左三日月蹴り) LETHWEI in Japan 12 ~勇者の証~ 2019年05月17日
シャン・コー 3R 2分32秒 TKO(ドクターストップ) LETHWEI in Japan 11 ~千年の力~  2019年2月27日
トゥン・ミン・ラット 3R KO 第5回 Air KBZ グランドファイナル・ミャンマーチャンピオンシップ 2018年12月16日
ソー・テット・ウー 3分5R終了 引き分け LETHWEI in Japan 10 ~祈り~ INORI 2018年11月14日
ソー・ミン・アウン 引き分け LETHWEI in Japan 9 ~鼓動~ KODO 2018年09月03日
シュエ・ヤーマン 引き分け LWC‐3/第3回 ラウェイ・ワールド・チャンピオンシップ/3rd Lethwei World Championship 2018年08月19日
ソー・ゴー・ムドー 4R 2分24秒 KO(左フック) LETHWEI in Japan 8 ~サムライ~ SAMURAI 2018年06月29日
ミン・テット・アウン 2R 2分47秒 TKO(棄権の意思表示) LETHWEI in Japan 7 ~勇気~ YUKI 2018年02月21日
ソー・ミン・アウン 5R終了 引き分け 第4回 Air KBZ アウン・ラン・チャンピオンシップ 2017年12月10日
ヤン・ナイ・アウン 引き分け LETHWEI GRAND PRIX JAPAN 2017 2017年11月15日
× ヤン・ナイ・アウン 1R 2分31秒 TKO(ドクターストップ) LETHWEI in Japan 5 ~ネクサライズ~ NEXURIZE 2017年09月28日
× ピャン・トゥエ 4R終了時 TKO(ドクターストップ) LETHWEI in Japan 4 ~フロンティア~ FRONTIER 2017年06月16日

獲得タイトル[編集]

  • 第5回 Air KBZ グランドファイナル・ミャンマーチャンピオンシップ 75kg級チャンピオン

脚注[編集]

[ヘルプ]
  1. ^ 渡慶次幸平が超過激格闘技の英雄をKO - イーファイト・2018年06月29日
  2. ^ 伝統格闘技ラウェイの渡慶次、ミャンマーで念願のKO勝利 - exciteニュース・2018年12月19日

関連項目[編集]

外部リンク[編集]