浦内川

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浦内川
Urauchi River Iriomote 2007-04-05.jpg
水系 二級水系 浦内川
種別 二級河川
延長 18.8[1] km
流域面積 54.24 km²
水源 桑木山付近
水源の標高 311.7 m
河口・合流先 東シナ海
流域 西表島沖縄県
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河口付近のマングローブ林

浦内川(うらうちがわ)は、沖縄県八重山郡西表島中央部を流れる二級河川である[2]。沖縄県内で最長の河川であり、水量が豊富である[3]

概要[編集]

流域の様子[編集]

島の中央にある標高312mの桑木山付近を源流とし、地質構造に制約を受けながら北西方向に向かって流れており、流域の大半が西表石垣国立公園に含まれる[1]昭和初期に中流東岸に熊本営林局の事業所が設けられて、材木の伐採や植林などを行い小集落が形成されていたが、太平洋戦争が始まると事業は中止され、1944年洪水[4]で集落も廃された。

河口付近[編集]

河口から約8キロメートルの軍艦岩まで、満潮時に海水が遡る[5]。付近は広大な三角江干潟となっており、オヒルギメヒルギなど7種の木からなるマングローブ林が発達している[5]。河口中央部にはアトゥク島があり、両岸はウラダとよばれる水田地帯だった。

河口付近の三角江干潟

1969年に浦内橋が建設されるまでは、舟によって渡河していた。橋の東部にはかつて炭鉱が、河口部には船着場があった[6]。現在は浦内橋横の船着場から、8km上流まで船で遡上できる[5]。2kmほど歩くとマリユドゥの滝カンピレーの滝に行ける。上流船着場から川沿いに続く山道は、途中から前良川仲間川に沿って島を横断する長大なエコツアーのコースとなっている。

橋梁[編集]

脚注[編集]

  1. ^ a b 沖縄県西表島浦内川からの取水に関する質問状(日本魚類学会 自然保護委員会)
  2. ^ 川の散歩 浦内川(沖縄県土木建築部河川課)
  3. ^ 浦内川及び仲良川流域における マングローブ林立ち枯れ被害調査(九州森林管理局 計画保全部 西表森林生態系保全センター)
  4. ^ 農業土木研究第28巻第6号(P315)(金子良)
  5. ^ a b c 中村剛・監修『見えてくる! 陸地のデコボコやギザギザ』(日本列島、水をとったら? ビジュアル地形案内2)、徳間書店、2015年、36頁。
  6. ^ 『両島絵図帳』

参考文献[編集]

  • 日本歴史地名大系(オンライン版) 小学館 (『日本歴史地名大系』 平凡社、1979年~2002年 を基にしたデータベース)

関連項目[編集]