法学検定

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法学検定試験(ほうがくけんていしけん、略称:法検)とは、法学に関する学力水準を客観的に評価する検定試験。

財団法人日弁連法務研究財団社団法人商事法務研究会が運営している日本における法学検定の1つ。資格としては民間資格

2000年から3級・4級試験を、2001年から2級試験を、2003年からは法科大学院既修者試験を実施。

年間1回実施されるが、2~4級の試験と法科大学院既修者試験は別の時期の実施である。

概要[編集]

2012年度から制度がリニューアルされた。受験級は、以下の3つに分けられている。

  • アドバンスト〈上級〉コース(旧2級):法曹を目指す等学習の進んでいる法学部3年次および法学部修了程度
  • スタンダード〈中級〉コース(旧3級):標準的な法学部3年次程度
  • ベーシック〈基礎〉コース(旧4級):法学部2年次程度
  • 法科大学院既修者試験(法学既修者試験)
法科大学院の法学既修者(2年)コースに入学できる学力を測るための試験。ほとんどの法科大学院では独自の法学既修者向け試験を実施しており、法学検定の法学既修者試験は任意提出資料として合否の判断資料とされることが多い。

試験内容[編集]

アドバンスト〈上級〉コース

法学基礎論5問、憲法・民法・刑法・選択2科目各10問。

  • 法学基礎論:法哲学・法社会学・日本法制史・司法制度論(各2問)、法的思考の基礎・比較法(各1問)の計10問から試験中に5問選択。
  • 選択はAから1科目,A,Bすべてからもう1科目を当日選択。
  • 選択A:民事訴訟法・刑事訴訟法・商法・行政法
  • 選択B:労働法・倒産法・経済法・知的財産法
スタンダード〈中級〉コース

法学一般10問、憲法15問、民法20問、刑法15問、選択1科目15問。

  • 選択科目(民事訴訟法・刑事訴訟法・商法・行政法)から1科目を当日選択。
ベーシック〈基礎〉コース

法学入門10問、憲法15問、民法20問、刑法15問。

法科大学院既修者試験(法学既修者試験)

憲法・民法・刑法・民事訴訟法・刑事訴訟法・商法・行政法の7科目。

  • 必修:第1部(憲法・民法・刑法)・第2部(民事訴訟法・刑事訴訟法)
  • 任意:第3部(商法)・第4部(行政法)

合否判定は行わず、成績通知のみを行う。

受験料[編集]

  • アドバンスト〈上級〉コース 9,450円(税込)
  • スタンダード〈中級〉コース 6,300円(税込)
  • ベーシック〈初級〉コース 4,200円(税込)
    • スタンダード・アドバンストセット 12,600円(税込)
    • ベーシック・スタンダードセット 8,400円(税込)

関連項目[編集]

外部リンク[編集]