武川米

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武川米(むかわまい)は山梨県北杜市(旧北巨摩郡武川村近辺)で栽培されているに対する呼称である。その品種の中でも特に「農林48号」を指して用いられる。現在では山梨県北杜市白州町から山梨県韮崎市龍岡町までの釜無川右岸一帯(江戸時代の地域区分である九筋二領における武川筋)で栽培された米を指す場合が多い。

概要[編集]

山梨県内を中心に新潟県魚沼産の「コシヒカリ」と同等のブランド米として認知され、高い人気を誇っている米である。

かつて江戸時代甲斐国では富士川舟運を通じて江戸への年貢米回送を行っていたが、武川米は武川筋で産出され徳川将軍家に献上されていたと言われる。ただしこの歴史的背景とブランド米としての「武川米」に直接の関係はない。実際には戦後に「農林48号」として交配された米であり、山梨県以外でも作付が行われていた。しかし栽培が難しいことから栽培をやめる地域が多く、県内では武川村でのみ栽培が続けられていた。

中央自動車道初狩パーキングエリア(上り線)ではこの武川米を使ったおにぎりがここの売りになっているほか、昨今では県内道の駅での販売やネット通販などの広がりによりそのおいしさを手軽に味わうことができるようになった。

別名[編集]

  • 48米:品種である「農林48号」が由来。
  • 梨北米:梨北農業協同組合管内で栽培された米。品種は武川米と同じ「農林48号」であるが、武川筋でない地域でも栽培されているため、別名となっている。