横室隆

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横室 隆(よこむろ たかし、1949年 - )は、日本の建築学者。工学者。足利工業大学教授。 日本建築学会、日本コンクリート工学協会、無機マテリアル学会、日本建築仕上学会、セメント・コンクリート研究会など、建築系コンクリート関連の学会等に所属。群馬県生まれ。

経歴[編集]

  • 1972年 足利工業大学工学部建築学科卒業
  • 1972年 足利工業大学工学部建築学科助手。後に専任講師,助教授就任。
  • 1983年 東京工業大学工学部建築学科研究生修了
  • 1993年 栃木県建設工事紛争審査会委員
  • 1994年~1997年 栃木リフォーム研究会主査
  • 1996年 日本建築学会材料教育小委員会委員
  • 1997年 日本コンクリート工学協会
  • 1998年 足利工業大学耐久診断研究委員会委員
  • 1998年 日本建築学会論文査読委員会(査読委員)
  • 1998年 日本コンクリート工学協会年次論文報告集(査読委員)
  • 2000年 日本建築学会高炉スラグ微粉末作成委員会幹事
  • 2000年 日本建築学会高炉セメントの指針作成委員会幹事
  • 2002年 日本大学大学院博士後期課程修了博士(工学)
  • 2004年 足利工業大学工学部建築学科教授。
  • 2005年 足利工業大学大学院工学研究科修士課程 建築学専攻指導教員就任。
  • 2005年 社団法人日本コンクリート工学協会関東支部栃木県地区役員。
  • 2006年 社団法人日本建築学会卒業論文等顕彰事業委員会委員。
  • 2007年 社団法人日本建築学会司法支援建築会議委員。
  • 2007年 栃木県生コン品質監査会議副議長。
  • 2010年 足利工業大学大学院工学研究科博士(後期)課程 建設・環境工学専攻指導教員就任。

研究テーマ[編集]

高炉スラグ超微粉末のセメント混和材への利用研究、鉄筋コンクリート構造物の耐久性調査、鉄筋コンクリート造建物のひび割れ研究。 委託研究で、鉄筋及びコンクリートの強度試験、高炉スラグ微粉末の高強度・高耐久性コンクリートへの利用に関する研究、高炉スラグ微粉末の標準化研究、コンクリート構造物の耐久性調査、高炉スラグ微粉末を用いた土中コンクリートの研究、高炉スラグ微粉末を用いたコンクリートの性能試験他多数。

研究業績[編集]

  • 試作した高炉セメントを用いたコンクリートの耐久性, コンクリート工学年次論文集 Vol.30,№1,pp.57-62 2008.7
  • 栃木県内で使用する骨材を用いたコンクリートの性質, 第15回生コン技術大会研究発表論文集 pp.163-168 2009.4
  • 超高強度コンクリートの基礎的性状について, コンクリート工学年次論文集 Vol.32,№1,pp1235-1239 2010.7