樋口進 (神学者)

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樋口 進(ひぐち すすむ、1945年4月10日[1] - )は、日本の神学者関西学院大学教授などを経て、神戸教育短期大学院長[2]

経歴[編集]

朝鮮全羅北道全州生まれ。 関西学院大学経済学部卒業、同大学院神学研究科博士課程単位取得満期退学日本基督教団室町教会牧師を経て、関西学院大学キリスト教と文化研究センター教授、関西学院宗教センター宗教主事。

2014年「古代イスラエル預言者の特質 伝承史的・社会史的研究」で関西学院大学博士(神学)[3]

著書[編集]

  • 旧約聖書は何を語るか 旧約思想入門』(新教出版社) 1997年
  • 『よくわかる旧約聖書の歴史』(日本基督教団出版局) 2001年
  • 『預言者は何を語るか』(新教出版社) 2005年
  • 『古代イスラエル預言者の特質 伝承史的・社会史的研究』(新教出版社 関西学院大学研究叢書) 2013年
  • 『最も大切なもの 若人たちへのチャペル・メッセージ集』(新教出版社) 2013年

編著・監修[編集]

翻訳[編集]

  • 『イスラエル史』(M・ノート、日本基督教団出版局) 1983年
  • 『旧約聖書と伝承史』(W・E・ラスト、教文館、聖書の研究シリーズ) 1987年
  • イザヤ書』(J・F・A・ソーヤー、新教出版社、デイリー・スタディー・バイブル) 1988年 - 1995年
  • 『旧約預言の歴史 カナン定着からヘレニズム時代まで』(J・ブレンキンソップ、教文館) 1997年
  • 『旧約聖書神学要綱』(W・ツィンマリ、日本基督教団出版局) 2000年
  • 『よくわかるイスラエル史 アブラハムからバル・コクバまで』(S・ヘルマン, W・クライバー、教文館) 2003年

脚注[編集]

  1. ^ 『キリスト教年鑑2015年版』キリスト新聞社、2015年、967頁。
  2. ^ 学科案内”. 神戸教育短期大学. 2024年2月15日閲覧。
  3. ^ 『最も大切なもの』著者紹介