榎本隆充

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

榎本 隆充(えのもと たかみつ、1935年昭和10年〉2月6日[1] - )は、東京都出身の研究者[2]

幕末明治幕臣政治家榎本武揚の曾孫[2]

経歴[編集]

1935年子爵榎本武英の子として東京都で生まれる。1941年に父・武英より子爵の爵位を継承する[3]

1989年に梁川会会長[2]に就任。2001年にはかつて曽祖父の武揚が創設に関係している、東京農業大学の客員教授に就任[2]2007年には武揚らが乗船した、開陽丸子孫の会会長に就任[2]2008年武蔵野大学の特別講師に就任[2]。また、株式会社榎本光学研究所の代表取締役も務めている[4]

現在は地方自治体や大学、歴史研究会の講師として活動[2]。曽祖父の武揚に関する講演なども行っている[2]

著書[編集]

  • 「近代日本の万能人『榎本武揚』」(藤原書店)編著
  • 「榎本武揚未公開書簡集」
  • 「北海道不思議辞典」
  • 「榎本武揚の妻多津」(新人物往来社)

など

脚注[編集]

  1. ^ 『華族名簿 昭和17年6月1日現在』(華族会館、1942年)p.106
  2. ^ a b c d e f g h 榎本隆充”. 学習院さくらアカデミー. 2021年9月17日閲覧。
  3. ^ 『官報』第4471号、1941年12月2日。
  4. ^ 榎本隆充プロフィール”. HMV&BOOKSonline. 2021年9月17日閲覧。
日本の爵位
先代
榎本武英
子爵
榎本(武揚)家第4代
1941年 - 1947年
次代
華族制度廃止