桐生スケートセンター

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桐生スケートセンター(きりゅうスケートセンター)は、かつて群馬県桐生市東にあったスケートリンク[1][2]

フィギュアスケートスピードスケートアイスホッケーカーリングなど氷上競技のほぼすべての種目に対応していた[1]。フィギュアスケートリンクは国際規格30m×60mより若干小さく24m×47mである[1]

歴史[編集]

開設[編集]

1964年(昭和39年)に民間企業が運営する群馬スポーツセンター(スケートセンターおよび水泳プール)として開設された[1][2]。その後、1972年(昭和47年)に桐生市が施設を買い取って市の管理運営となった[1][2]

廃止へ[編集]

新型コロナウイルス感染拡大以降は開場を中止している[2]

建物全体が老朽化しており、2020年(令和3年)5月時点で冷却関連施設や天井周りだけで約1億3千万円の修繕費が必要とされた[2]

2022年(令和4年)9月15日の桐生市議会教育民生委員協議会で、市は廃止する方向で手続きを進める方針を示した[2]

施設の老朽化により安全の確保が困難となったため、2023年(令和5年)3月31日をもって廃止された[3]

出典[編集]

  1. ^ a b c d e 桐生スケートセンター”. 電気と保安 2020年1・2月号. 関東電気保安協会. 2022年9月16日閲覧。
  2. ^ a b c d e f スケートセンター廃止へ 老朽化で運営困難 群馬・桐生市”. 上毛新聞 (2022年9月16日). 2022年9月16日閲覧。
  3. ^ 桐生スケートセンター 施設案内”. 桐生市. 2023年10月4日閲覧。