柊塚古墳

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柊塚古墳
所属 根岸古墳群
所在地 埼玉県朝霞市岡3-26-4
位置 北緯35度48分34.4秒 東経139度36分20.68秒 / 北緯35.809556度 東経139.6057444度 / 35.809556; 139.6057444
形状 前方後円墳
規模 全長72m、高さ8m
出土品 埴輪土師器
築造時期 6世紀前半
史跡 2002年3月14日県指定
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柊塚古墳(ひいらぎづかこふん)は埼玉県朝霞市にある古墳6世紀前半の前方後円墳2002年3月14日に県指定史跡の指定を受け、2004年5月に柊塚古墳歴史広場(面積5400平方メートル)として市が9億8千万円かけて整備。家形埴輪をモチーフにした外観のトイレが設置されている。

概要[編集]

墳丘

全長72メートル、後円部径48メートル、高さ8メートル、前方部幅24メートル。根岸古墳群を構成する一基である。築造年代は6世紀前半。現在、後円部はよく残っているものの、前方部は大幅に削られており、帆立貝式古墳のような形をしている。

1995年2000年発掘調査により後円部では木炭槨と粘土槨が確認されており、木炭槨の上からはほぼ完形の家形埴輪と土師器が出土している。また、周濠中からは人物埴輪、円筒埴輪、馬形埴輪などの埴輪が出土している。出土遺物は朝霞市博物館で保管されているが、常時展示されているわけではない。

関連項目[編集]