松原久子
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松原 久子(まつばら ひさこ、1935年〈昭和10年〉5月21日 - )は、日本出身の学者、ドイツ評論家、著作家である。
京都府出身[1]。ドイツ・ペンクラブ会員[2]。アメリカ合衆国カリフォルニア州在住[1]。
人物
[編集]国際基督教大学を1958年に卒業[2]後、アメリカ合衆国・ペンシルベニア州立大学(舞台芸術科)で修士号取得[1]、日本演劇史を講義した[1]。その後、ドイツ・ゲッティンゲン大学大学院にてヨーロッパ文化史を専攻、1970年に博士号(日欧比較文化史)を取得した[1]。
ドイツでは週刊の全国紙「DIE ZEIT」でコラムニストを務めた[2]ほか、西ドイツ国営テレビ(当時)で日欧文化論を展開[2]。
1987年にアメリカ合衆国・カリフォルニア州に移住[2]。スタンフォード大学フーバー研究所特別研究員を経て、著作活動を続けている。
版画家の松原直子は妹。
著作
[編集]日本語
[編集]- 「日本人とドイツ人 - ドイツ家庭教育に学ぶもの」1974年、三笠書房
- 「日本の知恵 ヨーロッパの知恵」 1985年、三笠書房
- 「和魂の時代 - 開き直った『杭』は打たれない!」1987年、三笠書房
- 「言挙げせよ日本 - 欧米追従は敗者への道」2000年、プレジデント社
- 「驕れる白人と闘うための日本近代史」2005年、文藝春秋