本庄篤子

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本庄篤子
生誕 1955年3月??
出身地 日本の旗 日本
学歴 東京芸術大学
ジャンル クラシック音楽
職業 ヴァイオリニスト

本庄 篤子(ほんしょう あつこ、1955年3月 - )は日本ヴァイオリニスト福岡県北九州市出身[1]

本庄は、旧姓(庄は、土の部分に点が付く)。

経歴[編集]

東京藝術大学音楽学部付属音楽高等学校東京芸術大学音楽学部卒業。同大学院音楽研究科修士課程修了。NHK毎日新聞社主催全日本学生音楽コンクール西部1位。在学中よりNHK「新人演奏会」、NHK-FM/TV出演、藝大フィルハーモニア東京交響楽団新星日本交響楽団(現、東フィル)等とシベリウスメンデルスゾーンブルッフチャイコフスキーベートーヴェン協奏曲を協演。 1988・92年草月ホール、1999〜09年まで毎年、2013年、銀座王子ホールにてリサイタルを開催。 2004年「本庄篤子・リマト室内合奏団」を主宰し、毎年銀座王子ホールにてコンサートを開催(I〜XI)。これまでの演奏会、ライブ録音のCDは音楽専門誌の批評でも高く評価されている。 東京ゾリステンコンサートマスターとして、国内外で多数のコンサートに出演。 2011年、ハンスイェルク・シェレンベルガーベルリンフィル・元首席オーボエ奏者)と バッハ:オーボエとヴァイオリンの為の協奏曲を共演。 1986年より(公財)ニューフィルハーモニーオーケストラ千葉コンサートマスターを務め、現在に至る。その他「リマト室内合奏団」コンサートマスター、他オーケストラのゲストコンサートマスター、ソリスト室内楽奏者としても演奏活動を続けている。 2010年より うらやすジュニアオーケストラ音楽監督を務める。 兎束龍夫海野義雄、服部豊子、ジャン・ローラン森悠子に師事。ザルツブルクにてフランツ・サモヒルに師事。東京藝術大学にてアイザック・スターンミシェル・オークレールなどの公開レッスンを受ける。 2000年度千葉県文化功労者[2]

人物[編集]

夫は、伊藤行雄(ドイツ文学者慶應義塾大学名誉教授)。長男は、医師。

脚注・出典[編集]

  1. ^ ニューフィルハーモニー千葉ホームページ掲載のプロフィール
  2. ^ 日外アソシエーツ編『日本の演奏家―クラシック音楽の1400人』日外アソシエーツ : 紀伊國屋書店(発売) 2012年, p.494-495

外部リンク[編集]