日本薬学生連盟

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一般社団法人日本薬学生連盟(いっぱんしゃだんほうじん にほんやくがくせいれんめい、: The Association of Pharmaceutical Students’-Japan、英略称:APS-Japan)とは、IPSF(国際薬学生連盟英語版)に日本で唯一加盟する、全国規模の薬学生団体である[1]。前身の「薬学生の集い」が1998年に創立され、2011年からは日本薬学生連盟として、名称変更し活動する[1]。運営は全て学生が担っており、一般社団法人格を有する[1]

活動[編集]

全国各地の薬学部に在籍する学生が会員として所属しており、薬剤師国家試験の受験資格を有する6年制学部だけでなく、薬科学科などの4年制学部の薬学生も活動している[1]。希望者は、毎年開催されるIPSF World Congress(国際学薬学生連盟世界会議)やAPPS(アジア太平洋薬学生シンポジウム)に参加し、海外の薬学生との交流を深めている[2][3]2005年[要出典]2013年には本連盟が主幹となり日本でAPPSが開催され、2013年に開催された「第12回アジア太平洋薬学生シンポジウム」は平成26年度日本政府観光局(JNTO)国際会議誘致・開催貢献賞を受賞した[4]

また、IPSFと連携を取り交換留学制度を定めており、海外からの薬学留学生の受け入れや日本からの斡旋を行っている[2][3]。その他、講演や啓発活動、学会参加等を行っている。毎年年度末になると、国内の薬学生が集う「年会」が開催される[2][3]。さらに、「日経DIオンライン」のコラムを担当しており、「薬学生の主張」を掲載している[5]

組織[1][編集]

委員会[編集]

活動は主に以下の委員会によって行われる。

  • 交換留学委員会
  • 公衆衛生委員会
  • 地域連携委員会
  • 学術薬学教育委員会

支部本部[編集]

  • 東北支部
  • 関東支部
  • 東海支部
  • 関西支部
  • 九州支部

脚注[編集]

出典[編集]

  1. ^ a b c d e group 一般社団法人日本薬学生連盟”. 日本薬学生連盟. 2016年11月12日閲覧。
  2. ^ a b c 【特集】薬学生が運営する薬学生のための団体 日本薬学生連盟 APS-Japan」『MIL』第69号、エニイクリエイティブ、2016年10月20日、7-11頁、2016年11月13日閲覧 
  3. ^ a b c "日本薬学生連盟の活動". 日本薬学生連盟の活動 医療ジャーナル ラジオNIKKEI (Podcast). ラジオ日経. 13 March 2014. 2016年11月13日閲覧
  4. ^ 「平成 26 年度日本政府観光局(JNTO)国際会議誘致・開催貢献賞」を決定” (PDF). 日本政府観光局 (2014年11月20日). 2016年11月13日閲覧。
  5. ^ DI Online”. 日経BP. 2016年11月13日閲覧。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]