新日本海重工業
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種類 | 株式会社 |
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本社所在地 |
日本 〒931-8571 富山県富山市西宮町1番1号 |
設立 | 1978年3月16日 |
業種 | 輸送用機器 |
法人番号 | 3230001001203 |
事業内容 | 産業機械、環境機械設備、鉄鋼構造物の設計・製作・据付及び船舶の修繕 |
代表者 | 代表取締役社長 眞岩謙二 |
資本金 | 1億円 |
従業員数 | 100名 |
外部リンク | https://snhi.co.jp/ |
新日本海重工業株式会社(しんにほんかいじゅうこうぎょう)は、富山県富山市に本社・事業所を置く機械設備製造・鋼構造物製造・船舶修繕事業者である。
概要
[編集]1940年(昭和15年)に設立された日本海船渠工業株式会社にルーツを有する[1]。同社は、当時の日本海側で唯一の乾ドック(1万トンドック)を有する造船所として、富山県下の地元資本を中心に設立され、戦後の1951年(昭和26年)に日本海重工業株式会社に改称し、造船業のほか陸上機械装置の製作等も行っていた[1]。
1978年(昭和53年)に、日本海重工業は、陸上機械装置の設計・製作・据付工事を担当する子会社として日重技研株式会社を設立し、その後日重技研は1987年(昭和62年)に新日本海重工業株式会社に改称した[1][2][3]。同年、1980年代の造船不況を受けた造船業界再編により、日本海重工業は造船業から撤退し、陸上機械装置事業と船舶修繕事業については別法人に移管して存続させることとなり、新日本海重工業がこれらの存続事業を全面的に譲受して事業を開始した[1][2][3]。
2021年現在、ロータリーキルン・環境関連設備などの産業機械・プラントの製造・据付・メンテナンス[4][5][6]や、橋梁などの鋼構造物の製造・据付[7]、船舶の検査・修繕[3][8]を主力事業としている。筆頭株主は太平洋セメントである[3]。
主要事業
[編集]産業機械
[編集]プラント
[編集]鉄構機器
[編集]船舶修繕
[編集]5,700総トンまでの各種船舶の検査・修繕を行う[8]。伏木富山港で保存展示されている海王丸 (初代)の修繕業務も担当する[9]。
主要設備
[編集]年間約100隻の修繕能力があり、新造船についても年間3,000GTの建造能力がある[3]。
沿革
[編集]- 1940年(昭和15年)10月 - 日本海船渠工業株式会社設立[1][2]。
- 1951年(昭和26年)8月 - 日本海船渠工業が日本海重工業株式会社に改称[1][2]。
- 1978年(昭和53年)3月 - 日本海重工業が、陸上機械装置の設計・製作・据付工事を担当する子会社として日重技研株式会社を設立[1][2][3]。
- 1987年(昭和62年)
脚注
[編集]- ^ a b c d e f g h i 新日本海重工業株式会社公式サイト掲載「当社のルーツについて」(2021年12月23日閲覧)
- ^ a b c d e f g 新日本海重工業株式会社公式サイト掲載「会社概要」(2021年12月23日閲覧)
- ^ a b c d e f g h i j 『海運・造船会社要覧2018』 日刊海事通信社、2017年、pp.643-644
- ^ a b c d e f g 新日本海重工業株式会社公式サイト掲載「製品情報一覧-産業機械」(2021年12月23日閲覧)
- ^ a b c d e f g 新日本海重工業株式会社公式サイト掲載「製品情報一覧-プラント」(2021年12月23日閲覧)
- ^ 新日本海重工業株式会社公式サイト掲載「製品情報一覧-各メンテナンス一覧-産業機械/プラント保守・管理」(2021年12月25日閲覧)
- ^ a b c d e 新日本海重工業株式会社公式サイト掲載「製品情報一覧-鉄構機器」(2021年12月23日閲覧)
- ^ a b c 新日本海重工業株式会社公式サイト掲載「製品情報一覧-各メンテナンス一覧-船舶修繕」(2021年12月23日閲覧)
- ^ 一般社団法人全日本船舶職員協会公式サイト掲載『初代帆船海王丸の大規模修繕工事について』(2021年12月23日閲覧)