戦場よさらば

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戦場よさらば
A Farewell to Arms
Gary Cooper-Helen Hayes in A Farewell to Arms.jpg
監督 フランク・ボーゼイジ
脚本 ベンジャミン・グレイザー
オリヴァー・H・P・ギャレット
原作 アーネスト・ヘミングウェイ
出演者 ゲイリー・クーパー
ヘレン・ヘイズ
音楽 ハーマン・ハンド[1]
W・フランケ・ハーリング[1]
バーンハード・コーン[1]
ジョン・レイポルド[1]
ポール・マルカルド[1]
ラルフ・レインジャー[1]
ミラン・ローダー[1]
撮影 チャールズ・ラング
編集 オソー・ラヴァリング[1]
ジョージ・ニコルズ・ジュニア[1]
製作会社 パラマウント映画
配給 パラマウント映画
公開 アメリカ合衆国の旗 1932年12月8日
日本の旗 1933年7月
上映時間 80分
89分(米国版オリジナル)
製作国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
言語 英語
製作費 $800,000(見積値)[2]
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戦場よさらば』(せんじょうよさらば、原題: A Farewell to Arms )は、1932年製作のアメリカ映画。アーネスト・ヘミングウェイの小説『武器よさらば』の映画化作品。日本版DVDが発売された際には原作と同じ『武器よさらば』のタイトルとなっている。

1957年チャールズ・ヴィダー監督、ロック・ハドソンジェニファー・ジョーンズ主演で『武器よさらば』としてリメイクされている。

あらすじ[編集]

第一次世界大戦中、イタリア軍に従軍していたフレデリック・ヘンリーは、リナルディ大佐に看護婦のキャサリン・バークレイを紹介される。二人は互いにひかれあい、ヘンリーが負傷してミラノの病院に運び込まれると、二人の愛は決定的なものとなる。容体が回復したヘンリーは再び戦地へ送り込まれるが、キャサリンは少しでもヘンリーの近くにいようとスイスに身を寄せ、そこから毎日ヘンリーに手紙を書く。その頃、キャサリンはヘンリーの子を身ごもっていた。しかし、女にうつつを抜かしていると思ったリナルディ大佐は、キャサリンから来た手紙を送り返してしまう。ヘンリーはキャサリンから手紙が来ないことをいぶかって軍を脱走してミラノに向かう。一方で、キャサリンは滞在先のホテルで送り返されてきた手紙の山を見て失神してしまう。二人の愛が本物であると悟ったリナルディ大佐は、ヘンリーにキャサリンがスイスにいることを教える。やっとのことでキャサリンのかつぎこまれた病院に辿り着くと、お腹の子はすでに死に、キャサリンも瀕死の状態だった。ヘンリーはキャサリンに永遠の愛を誓うが、それもむなしくキャサリンはヘンリーの腕の中で息を引き取る。その瞬間に、終戦を告げる鐘が鳴り響く。夜が明けて、朝日の中でヘンリーはキャサリンを抱き上げる。

キャスト[編集]

原作との違い[編集]

  • 映画の中でヘンリーとバークレイの事実上の結婚の場に立ち会う神父は、原作では他の軍人との絡みで登場することが多い。
  • 映画ではバークレイを追うヘンリーがボートに乗ってスイスへ向かうシーンがあるが、原作では二人は共にボートに乗ってスイスへ逃亡している。リナルディが見送るシーンはない(リナルディは原作では英語が苦手とされているが、映画ではそうした描写はない)。またスイスへ到着した際二人はいったん逮捕されている。
  • 原作はバークレイの死が近づきつつあると暗示して終結している。ヘンリーは病院関係者を病室から追い立てようとしたが、結局は実行せず立ち去っている。映画で強調されている終戦に関する事柄は、原作のラストにはない。

受賞・ノミネート[編集]

映画祭・賞 部門 候補 結果
アカデミー賞 作品賞 ノミネート
撮影賞 チャールズ・ラング 受賞
美術賞 ハンス・ドレイエル
ローランド・アンダーソン
ノミネート
録音賞 フランクリン・ハンセン 受賞

脚注[編集]

  1. ^ a b c d e f g h i クレジットなし。A Farewell to Arms (1932) - Full cast and crew” (英語). IMDb. 2012年4月30日閲覧。
  2. ^ A Farewell to Arms (1932) - Box office / business” (英語). IMDb. 2011年8月19日閲覧。

外部リンク[編集]