愛国再建同盟
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愛国再建同盟 | |
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党首 | ファバカリ・ジャッタ |
総裁 | ヤヒヤ・ジャメ |
創立者 | ヤヒヤ・ジャメ |
創立 | 1996年 |
本部所在地 | バンジュール |
政治的思想 |
反植民地主義 社会保守主義 中道イスラム主義 右派ポピュリズム |
公式カラー | 緑 |
国民議会 |
3 / 58 |
全アフリカ議会 |
4 / 5 |
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愛国再建同盟(あいこくさいけんどうめい、英: Alliance for Patriotic Reorientation and Construction, APRC)は、ガンビアの政党。1994年の軍事クーデターを起こした将校らによって結成され、1996年から2017年までヤヒヤ・ジャメ政権の与党であった。
沿革
[編集]1996年、同年の大統領選挙に向けて、ヤヒヤ・ジャメ陣営の支援組織として発足した。ジャメが所属するジョラ族から特に高い支持を集め、APRC政権時代の政府高官も主にジョラ族によって占められていた。
2001年の大統領選挙でも、52.8%の得票率でジャメが当選[1]。2002年の国民議会選挙では48議席中45議席(うち33議席は対立候補なし)の圧倒的多数を確保した[2]。野党の統一民主党は選挙をボイコットした。
2006年の大統領選挙では67.3%の得票率でジャメが3期目の当選。2007年7月25日の国民議会選挙では48議席中42議席を獲得した[3]。2012年の国民議会選挙でも、48議席中43議席を獲得した。
2016年の大統領選挙では、野党連合のアダマ・バロウ候補に43.3%対39.6%の得票率でジャメが敗れ、初めて政権を明け渡した[4]。2017年の国民議会選挙では、ほとんどの議席を失い、長年のライバルであった統一民主党に地滑り的勝利を許した。
2021年の大統領選挙では、独自に候補者を立てず、かつての政敵であったバーロウの支持にまわった。しかし、ジャメはこれを認めず、ガンビア民主会議のママ・カンデ候補を支持し、党内が分裂した[5]。
脚注
[編集]- ^ “Gambia opposition unite to fight”. BBC News. (18 January 2005)
- ^ Barry Turner (2017-02-07) (英語). The Statesman's Yearbook 2005: The Politics, Cultures and Economies of the World. Springer. ISBN 9780230271333
- ^ Elections in The Gambia African Elections Database
- ^ “The Total of Final Election Results”. Independent Electoral Commission of The Gambia. (5 December 2016). オリジナルの7 December 2016時点におけるアーカイブ。 23 January 2017閲覧。
- ^ Hultin, Niklas. “What Barrow's re-election means for The Gambia” (英語). The Conversation. 2021年12月12日閲覧。