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愛国再建同盟

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
愛国再建同盟
党首 ファバカリ・ジャッタ
総裁 ヤヒヤ・ジャメ
創立者 ヤヒヤ・ジャメ
創立 1996年
本部所在地 バンジュール
政治的思想 反植民地主義
社会保守主義
中道イスラム主義
右派ポピュリズム
公式カラー
国民議会
3 / 58
全アフリカ議会
4 / 5
ガンビアの政治
ガンビアの政党一覧
ガンビアの選挙

愛国再建同盟(あいこくさいけんどうめい、: Alliance for Patriotic Reorientation and Construction, APRC)は、ガンビア政党。1994年の軍事クーデターを起こした将校らによって結成され、1996年から2017年までヤヒヤ・ジャメ政権の与党であった。

沿革

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1996年、同年の大統領選挙に向けて、ヤヒヤ・ジャメ陣営の支援組織として発足した。ジャメが所属するジョラ族から特に高い支持を集め、APRC政権時代の政府高官も主にジョラ族によって占められていた。

2001年の大統領選挙でも、52.8%の得票率でジャメが当選[1]。2002年の国民議会選挙では48議席中45議席(うち33議席は対立候補なし)の圧倒的多数を確保した[2]野党統一民主党は選挙をボイコットした。

2006年の大統領選挙では67.3%の得票率でジャメが3期目の当選。2007年7月25日の国民議会選挙では48議席中42議席を獲得した[3]。2012年の国民議会選挙でも、48議席中43議席を獲得した。

2016年の大統領選挙では、野党連合のアダマ・バロウ候補に43.3%対39.6%の得票率でジャメが敗れ、初めて政権を明け渡した[4]。2017年の国民議会選挙では、ほとんどの議席を失い、長年のライバルであった統一民主党に地滑り的勝利を許した。

2021年の大統領選挙では、独自に候補者を立てず、かつての政敵であったバーロウの支持にまわった。しかし、ジャメはこれを認めず、ガンビア民主会議のママ・カンデ候補を支持し、党内が分裂した[5]

脚注

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  1. ^ “Gambia opposition unite to fight”. BBC News. (18 January 2005). http://news.bbc.co.uk/2/hi/africa/4183715.stm 
  2. ^ Barry Turner (2017-02-07) (英語). The Statesman's Yearbook 2005: The Politics, Cultures and Economies of the World. Springer. ISBN 9780230271333. https://books.google.com/books?id=8TMUDgAAQBAJ&pg=PA684 
  3. ^ Elections in The Gambia African Elections Database
  4. ^ “The Total of Final Election Results”. Independent Electoral Commission of The Gambia. (5 December 2016). オリジナルの7 December 2016時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20161207154235/http://iec.gm/error-in-the-total-of-final-election-results/ 23 January 2017閲覧。 
  5. ^ Hultin, Niklas. “What Barrow's re-election means for The Gambia” (英語). The Conversation. 2021年12月12日閲覧。