意識の統合情報理論

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動先: 案内検索

意識の統合情報理論(いしきのとうごうじょうほうりろん、integrated information theory)とは、精神科医神経科学者であるジュリオ・トノーニによって提唱された、意識の発生を説明する理論である。

概要[編集]

この理論によれば、意識には、情報の多様性・情報の統合という二つの基本的特性があり、ある物理系が意識を持つためには、ネットワーク内部で多様な情報が統合されている必要があるとされる。ネットワーク内部で統合された情報の量は「統合情報量」として定量化され、その量は意識の量に対応しているとされる[1][2]

脚注[編集]

[ヘルプ]
  1. ^ ジュリオ・トノーニ、マルチェッロ・マッスィミーニ 『意識はいつ生まれるのか ー脳の謎に挑む統合情報理論ー』 花本知子訳、亜紀書房、2015年ISBN 978-4750514505
  2. ^ ネットワーク内部の情報の統合を定量化 -客観的な意識レベルの指標に向けてー ”. 理化学研究所. 2018年1月14日閲覧。