合理化

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合理化(ごうりか、: rationalization

  • 企業等の団体設備施設技術を刷新して、それらに合わせ管理体制組織再編成すること。労働生産性の向上を踏まえながらも、その過程で第三者に迷惑をかけないで成功することを目的とする。金印勅書を受けたヴェネツィア共和国は一隻の船を一時間で組めるほどになり、資金面でも船会社等の株式と、その他の公共事業をひっくるめた財源としての国債を利用して迅速な資本集中を可能にした。近代では産業革命として論じられるが、トーマス・エジソンが電気事業を開拓してからは世界中で合理化が進んだ。なかんずくドイツ帝国は20世紀初頭からベルリン大銀行の他人資本割合が増加するとともに、戦後つまり西ドイツの時代へかけて合理化カルテルの編成をくりかえした。
  • 合理化 (心理学) - 心理学の用語で、自分にとって都合の悪い現実を、事実と異なる理由で隠蔽・正当化するなど、心理的自己防衛を図ること。 例えば、大学入試に失敗した者が、自分の学力が不足していたことに目を背け、「あの大学はもともと学風が嫌いだった」と述べるなど。防衛機制#防衛機制の例も参照。
  • 合理化 (社会学) - それまで慣習的に行われてきたやり方を、成文的なルールに則ったやり方に改めること。マックス・ヴェーバーの一連の社会学によって研究された。たとえば国際法の形成と種々のマニュアル化。ルーツは産業面での合理化にある。メートル法による規格化を典型例として、生産性向上を目的とする合理化としばしば一致する。

関連項目[編集]

  • 有理化 - 数学分野ではrationalizationは有理化と訳される。