怪獣ゴルゴ

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怪獣ゴルゴ
Gorgo
監督 ユージン・ルーリー
脚本 ジョン・ローリング、ダニエル・ハイアット
原案 ユージン・ルーリー、ダニエル・ハイアット
製作 ウィルフレッド・イーデス
製作総指揮 フランク・キング、モーリス・キング
出演者 ビル・トラバース、ウィリアム・シルベスター
音楽 アンジェロ・F・ラバニーノ
撮影 フレディ・ヤング
編集 エリック・ボイド
配給 MGM映画
公開 アメリカ合衆国の旗 1961年3月29日
イギリスの旗 1961年10月27日
日本の旗 1961年1月10日
上映時間 78分
製作国 イギリスの旗 イギリス
言語 英語
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怪獣ゴルゴ (Gorgo) は1961年に公開されたイギリス怪獣映画

ストーリー[編集]

アイルランドのナラ島沖合で怪獣の子供が捕獲された。怪獣はゴルゴと名づけられロンドンで見世物にされる。しかし子供を取り返す為、母親がロンドンに上陸した。

スタッフ[編集]

  • 監督:ユージン・ルーリー
  • 特殊効果:トム・ハワード
  • 音楽:アンジェロ・F・ラバニーノ

キャスト[編集]

  • ビル・トラバース(ジョー)
  • ウィリアム・シルベスター(サム)
  • ヴィンセント・ウィンター(ナラ島の少年・ショーン)
  • クリストファー・ローデス(ナラ島の教授・マッカーティン)
  • ジョセフ・オコーナー(ヘンドリックス教授)
  • ブルース・シートン(フラハーティ教授)
  • マーティン・ベンソン(サーカスの興行主・ドーキン)
  • モーリス・カウフマン(ラジオレポーター)
  • バジル・ディグナム(ブルックス海軍提督)

怪獣ゴルゴ[編集]

  • 親:身長60メートル
  • 子:身長20メートル

海底火山の爆発によって目覚めた太古の怪獣。ナラ島ではオグラと呼ばれており、海の精霊、航海の守り神として言い伝えられていた。ゴルゴという名前の由来はギリシャ神話の怪物ゴルゴンからで、サーカス側が勝手に名付けたものである。劇中では詳しい生態には触れられずゴルゴが恐竜の生き残りなのかは不明(ゴルゴサウルスという恐竜は実在したが、関連はない)。

海外の怪獣映画としては珍しく人類の兵器は一切通用しないという設定である。幼獣は危険を感じると体からに似た体液を出す。

解説[編集]

  • 本作は着ぐるみの怪獣を特撮用ミニチュアセットの中で演技させている。日本では1954年の『ゴジラ』以降、「巨大生物モノ」に関しては時間や予算的制約から人間が中に入る“着ぐるみ”で撮影するのが一般的だが、モデルアニメーションや機械・操演によるパペット、あるいは本物を大写しにするといった手法が多い海外の特撮作品としては、珍しいタイプの特撮映画といえる。
  • 監督のユージン・ルーリーはかつて『原子怪獣現わる』でもメガホンを取ったが、この映画を自身の娘に見せたところ、その結末に関して大いに不満を漏らした。この経験が、本作のラストに生かされている。
  • 企画の段階では、怪獣ゴルゴの上陸地点はフランスの首都・パリということになっていた。だがパリは海から100キロ以上離れた内陸にあったため、海から上陸した怪獣が襲うのは変だということになり、より河口に近いロンドンへ舞台が移された。
  • 当初は舞台を日本にした、日英合作の作品にする案であった。
  • ゴルゴの捜索シーンに『空の大怪獣ラドン』のF-86Fセイバーのフィルムが一部流用されている。
  • キャスト全員が子役も含めて全員男性であり、母ゴルゴを除くと、主要キャストに人間の女性が一切出演しない映画である。
  • 本作は製作国であるイギリスに先駆けて日本で先行公開された。

日本怪獣映画への影響[編集]

外部リンク[編集]