コンテンツにスキップ

快刀乱麻

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

快刀乱麻(かいとうらんま)は、北斉の時代の中国からの言葉。

概要

[編集]

絡み合った麻糸を切れ味の良い刀で斬るということである。このことから転じて、この言葉は込み入った状況や事件などを、巧みに始末して解決させるという意味で用いられるようになる[1]。こじれた物事や紛糾した物事を鮮やかに処理することである[2]

由来

[編集]

この言葉は『北斉書』の文宣帝紀が由来であると見て取れる。この書物にこれの意味合いで用いられているような話が掲載されている。そこでは北斉の高祖である高歓は、自らの息子たちの判断力を試そうとしたことがあった。そして息子たちに絡まった糸の固まりを渡して、これをほどくように命じる。そうすれば子供たちは糸の固まりを解こうと苦労していたのであるが、このうちの1人で後に文宣帝となる息子は、この糸の固まりを2つに斬った。そして述べたことが、秩序を乱した者は斬らなければならないということであった。これを見た高祖は、この斬った息子を高評価したということであった[3]。そして快刀乱麻とは、知恵と優れた判断力を持った人物が、物事をたちどころに解決させる様を表す言葉となって行った[4]

その他の用法

[編集]

脚注

[編集]